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ニューヨーク
New York
アメリカワインの代表的な生産地といえば、西海岸のカリフォルニアワインですが、アメリカといえばニューヨークの姿を思い浮かべるほど、ニューヨークはアメリカの代名詞とも言える大都市です。
そんなニューヨークでワインが造られていることをご存じなかった方も多いのではないでしょうか。日本ではあまり知られていませんが、実はニューヨークは、カリフォルニア、ワシントンに次いで生産量全米第三位のワイン生産地なのです。
それだけのワインを生産しているにも関わらず、日本の皆様がニューヨーク産のワインをほとんどご存じないという背景には、これまでほとんど日本を始め、海外輸出の実績がなく、ニューヨークで造られたワインはそのほとんどがニューヨーク・シティーで消費されていたからです。
また、アメリカのワインといえばカリフォルニアワインのイメージが世界的に強すぎる為、ワインマーケティングの需要からも、世界を代表する大都市かつ大都会であるニューヨーク産のワインは、「大自然の中で育った美味しいブドウが生産されている」というイメージから程遠い事がその要因の1つでもあるでしょう。
ニューヨークのワイン生産の歴史
ニューヨークにおけるワイン造りは、ビジネスマインドに長けているアメリカ人がワインビジネスに着目して近年急にぶどう栽培を始めたなどというわけでは決してなく、ワイナリーとしての歴史はかなり古く、アメリカ最古のワイナリーの発祥はここニューヨークのワイナリーなのです。
ご存じニューヨークは冬の寒さが厳しい都市でも知られていますが、その為当初はワイン用のぶどう栽培には決して適していないという概念がもたれていました。
ニューヨークでのワイン作りが始まったは1820年までさかのぼります。当時のヨーロッパ移民によってニューヨーク州北部のフィンガー・レイクス周辺で始まり、1839年ニューヨーク州ワシントンヴィーユ市で、ヨーロッパ移民の1人であったジョン・ジャックが「ブラザーフッドアメリカズオールデストワイナリー」がスタートしました。このワイナリーがアメリカ最古のワイナリーとなったのです。
そしてこのフィンガー・レイクスで1950年代に入りDr.フランクというウクライナ移民の醸造家がヴィニフェラ系のぶどう栽培に尽力し、ここからニューヨークのワイン造りの本格化が進んだのです。
1970年代に入るとロングアイランドでもその本格化の動きが広がり、それまで野菜を栽培していた農地をどんどんブドウ栽培畑に換えていき、主にはヨーロッパからのブドウ品種をメインに試行錯誤が繰り返されます。これが後の70年代も後半に入った頃、ワイナリーがどんどん増え始め、ワインの製造ブームが一挙に加速することとなり、同時にアメリカのワイン国内需要も増えたことに比例し、近年急激にワイナリー数も増え続けています。
ニューヨークワインの土壌と気候
ニューヨーク州のワイン産地は、五大湖を始め、周りが水に囲まれた恵まれた地域です。この地域性により夏は風が冷涼で、冬は霜被害からのリスクも緩和できる地域なのです。土壌は氷河期に形成されている為、ワイナリーの地域によりさまざまな特徴があります。
ニューヨークワインのぶどう栽培
ニューヨーク州のワイナリーでは、30種類以上のブドウ品種が使われています。主には、ヴィティス・ラブルスカ系の品種、最近ではヴィティス・ヴィニフェラ系の品種を使い、かなり上質なワインをリリースしています。
白ワイン用はフィンガー・レイクスに代表されるリースリング、シャルドネなど、赤ワイン用はロングアイランドに代表されるメルロー、カベルネ・ソーヴィニヨンなどの品種が多く造られています。その価値はカリフォルニア産に決して引けを取らない新たなワイン産地としてその価値が注目されています。
アメリカ国内でのニューヨークワインとは?
世界が認めるUSA産ワインといえばカリフォルニアのナパ・バレー産のワイン。前述しましたようにニューヨークのワイン造りの歴史は西海岸より古いことになりますが、実際に産業として本格的に発展しだしたのは近年です。現在ではニューヨーク州全体のワイナリーはかなり増え、その数全体としては328軒ほどでそのうち200軒ほどはこの10年で急速に増えたワイナリーばかりです。
ニューヨークでのワイン生産スタイルは、西海岸のような大規模な大量生産型ではなく、どちらかといえば古くからの伝統を守った家族経営小規模のワイナリーが主体で稀少価値のあるワイン生産を少量ずつ行っています。ゆえに現在でも生産量としてはアメリカ全体のワイン消費量からしますと全体のわずか5%未満となっています。
地元アメリカでは、これらを「ブティック・ワイナリー」と呼び、その価値が親しまれています。ただこれまでニューヨーク州以外での販路や、海外への輸出実績がほとんど無かった為、その存在が広く知られることはありませんでした。しかし近年こういった小規模の個性的なワイナリーが手がけたワイン需要が上がってきた事から、少量ずつではありますがニューヨークワインが海外にも輸出する実績ができてきています。
最近では、アメリカNY旅行に訪れた人もお土産に買ってかえる方も増え、日本人観光客へのNYワイン人気もなかなか上々です。
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Merlot North Fork of Long Island / Bedell Cellars
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ニューヨーク
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アメリカワインの代表的な生産地といえば、西海岸のカリフォルニアワインですが、アメリカといえばニューヨークの姿を思い浮かべるほど、ニューヨークはアメリカの代名詞とも言える大都市です。
そんなニューヨークでワインが造られていることをご存じなかった方も多いのではないでしょうか。日本ではあまり知られていませんが、実はニューヨークは、カリフォルニア、ワシントンに次いで生産量全米第三位のワイン生産地なのです。
それだけのワインを生産しているにも関わらず、日本の皆様がニューヨーク産のワインをほとんどご存じないという背景には、これまでほとんど日本を始め、海外輸出の実績がなく、ニューヨークで造られたワインはそのほとんどがニューヨーク・シティーで消費されていたからです。
また、アメリカのワインといえばカリフォルニアワインのイメージが世界的に強すぎる為、ワインマーケティングの需要からも、世界を代表する大都市かつ大都会であるニューヨーク産のワインは、「大自然の中で育った美味しいブドウが生産されている」というイメージから程遠い事がその要因の1つでもあるでしょう。
ニューヨークのワイン生産の歴史
ニューヨークにおけるワイン造りは、ビジネスマインドに長けているアメリカ人がワインビジネスに着目して近年急にぶどう栽培を始めたなどというわけでは決してなく、ワイナリーとしての歴史はかなり古く、アメリカ最古のワイナリーの発祥はここニューヨークのワイナリーなのです。
ご存じニューヨークは冬の寒さが厳しい都市でも知られていますが、その為当初はワイン用のぶどう栽培には決して適していないという概念がもたれていました。
ニューヨークでのワイン作りが始まったは1820年までさかのぼります。当時のヨーロッパ移民によってニューヨーク州北部のフィンガー・レイクス周辺で始まり、1839年ニューヨーク州ワシントンヴィーユ市で、ヨーロッパ移民の1人であったジョン・ジャックが「ブラザーフッドアメリカズオールデストワイナリー」がスタートしました。このワイナリーがアメリカ最古のワイナリーとなったのです。
そしてこのフィンガー・レイクスで1950年代に入りDr.フランクというウクライナ移民の醸造家がヴィニフェラ系のぶどう栽培に尽力し、ここからニューヨークのワイン造りの本格化が進んだのです。
1970年代に入るとロングアイランドでもその本格化の動きが広がり、それまで野菜を栽培していた農地をどんどんブドウ栽培畑に換えていき、主にはヨーロッパからのブドウ品種をメインに試行錯誤が繰り返されます。これが後の70年代も後半に入った頃、ワイナリーがどんどん増え始め、ワインの製造ブームが一挙に加速することとなり、同時にアメリカのワイン国内需要も増えたことに比例し、近年急激にワイナリー数も増え続けています。
ニューヨークワインの土壌と気候
ニューヨーク州のワイン産地は、五大湖を始め、周りが水に囲まれた恵まれた地域です。この地域性により夏は風が冷涼で、冬は霜被害からのリスクも緩和できる地域なのです。土壌は氷河期に形成されている為、ワイナリーの地域によりさまざまな特徴があります。
ニューヨークワインのぶどう栽培
ニューヨーク州のワイナリーでは、30種類以上のブドウ品種が使われています。主には、ヴィティス・ラブルスカ系の品種、最近ではヴィティス・ヴィニフェラ系の品種を使い、かなり上質なワインをリリースしています。
白ワイン用はフィンガー・レイクスに代表されるリースリング、シャルドネなど、赤ワイン用はロングアイランドに代表されるメルロー、カベルネ・ソーヴィニヨンなどの品種が多く造られています。その価値はカリフォルニア産に決して引けを取らない新たなワイン産地としてその価値が注目されています。
アメリカ国内でのニューヨークワインとは?
世界が認めるUSA産ワインといえばカリフォルニアのナパ・バレー産のワイン。前述しましたようにニューヨークのワイン造りの歴史は西海岸より古いことになりますが、実際に産業として本格的に発展しだしたのは近年です。現在ではニューヨーク州全体のワイナリーはかなり増え、その数全体としては328軒ほどでそのうち200軒ほどはこの10年で急速に増えたワイナリーばかりです。
ニューヨークでのワイン生産スタイルは、西海岸のような大規模な大量生産型ではなく、どちらかといえば古くからの伝統を守った家族経営小規模のワイナリーが主体で稀少価値のあるワイン生産を少量ずつ行っています。ゆえに現在でも生産量としてはアメリカ全体のワイン消費量からしますと全体のわずか5%未満となっています。
地元アメリカでは、これらを「ブティック・ワイナリー」と呼び、その価値が親しまれています。ただこれまでニューヨーク州以外での販路や、海外への輸出実績がほとんど無かった為、その存在が広く知られることはありませんでした。しかし近年こういった小規模の個性的なワイナリーが手がけたワイン需要が上がってきた事から、少量ずつではありますがニューヨークワインが海外にも輸出する実績ができてきています。
最近では、アメリカNY旅行に訪れた人もお土産に買ってかえる方も増え、日本人観光客へのNYワイン人気もなかなか上々です。