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セーニャ

SENA


アルマヴィーヴァと並び、チリワインの頂点に立つスーパープレミアムワイン「セーニャ」。カリフォリニアのロバート・モンダヴィとチリのエラスリス家がタッグを組んで生まれた、最高品質のワインです。

カリフォルニアとチリの共演、ミラクルワインの誕生


セーニャ誕生の起源は、カリフォルニアワインの父と称えられるロバート・モンダヴィ氏と、チリの名門で140年の歴史があるエラスリス家当主エジュアルド・チャドウィック氏の出会いから始まります。

ロバート氏はカリフォルニアの地で本場フランスボルドーのワインをも凌駕するクオリティーを持つオーパス・ワンを立ち上げた後、新たな可能性を求め、チリの地に赴きます。そこでエジュアルド氏と出会い意気投合し、共同で最高のワインをプロデュースすることになりました。このワインはセーニャと名付けられ、チリ国内初のその国、地方を象徴するアイコンワインと言われ、1995年最初のヴィンテージが世にリリースされました。

エジュアルド氏はヴィーニャ・セーニャワイナリーのオーナーで、ワインに対する情熱が強く、自らワインについて多くを学ぶためボルドーワイン協会に留学します。そしてその後、世界のワイン一大生産地をめぐりその地で技術を学び、チリにノウハウを持ち帰り自社のワイン造りで実践をしています。その後も長年チリの国家代表ワイン大使として引き続き世界中を研修旅行しチリワインのクオリティーを高めるべく奮闘しています。

また、チリワインの先駆者として、他の生産者に対し研修を行っています。ワイン業者に向けてチリ国内の風土、葡萄栽培、そしてワインについてのノウハウ等を発信するワインセミナーを開催してもいます。エジュアルド氏のチリにおけるワイン産業への貢献度は高く、世界におけるチリワインのイメージの向上に大きく影響したとして2010年、チリ人としては初めてチリの外務省官僚から叙勲されています。

そのようなワインへの情熱の塊のような人物だからこそ、同じような志を持つロバート氏と意気投合したのですね。

セーニャの品質が証明されたベルリン・テイスティング


ロバート・モンダヴィ氏とチリのワイン王エジュアルド・チャドウィック氏の夢の共演ワイン、セーニャが世界に認められたのが2004年に開催されたベルリン・テイスティングの場でした。

ベルリン・テイスティング?と思う方も多いかもしれません。これはフランス、イタリア等の世界のワイン、そしてチリワインの専門家にテイスティングしてもらい世界のワインワインを評価してもらう会で、エジュアルド氏自身が開催したものなのです。この大会でエジュアルド氏のワインは第1位、2位となり、チリワインのクオリティーの高さを世界に認めさせることに成功しました。

しかし、エドゥアルド氏自身が主催した会ということもあり、いろいろな憶測が飛び交う中、2004年のベルリン・テイスティングの結果はただの偶然、もしくはでっちあげだという声もあがりました。エジュアルド氏は、そのような事実がないことを証明するため、2004年以降毎年、年に2回世界各地で同じ仕様でのブラインド・テイスティング大会を開催しています。アラブ首長国連邦のドバイ、ロンドン、ニューヨークそしてコペンハーゲン等17か所にて現在まで21回開催されています。2006年、日本の東京でも大会は行われましたが、ソムリエの田崎氏もその実力を認めたと言われています。

セーニャの特徴


エジュアルド氏の看板ワインであるセーニャの名前は「ひときわ卓越した印」といった意味のスペイン語に由来しています。セーニャ醸造にはロバート・モンタヴィ氏の助言とノウハウが取り入れられスタイルです。

ワインはボルドースタイルのカベルネ・ソーヴィニヨン種やメルロー種、そしてチリの固有品種カルメネール種のブレンドでワインはその全てがフレンチ・オーク樽の中でゆっくりと醸造されていきます。セーニャの葡萄はその樹齢平均15年の葡萄の木からのみ収穫され、まずは主発酵をさせるためステンレスタンクに入れられます。その後フレンチ・オーク樽に移してなんと18か月かけてじっくり熟成されるのです。お手軽プライス、そして気軽に楽しめるワインとしてのイメージが強いチリワインですが、セーニャはワイン造りのプロが選んだ最上級の葡萄と手間のかかる最上級の技術を用いて醸造される世界の最高傑作ワインと並ぶスーパープレミアムワインなのです。

さらには、2005年よりワイナリーではビオディナミ農法を導入し、以前に比べてさらにその評価が高まっています。

アコンカグア・ヴァレー


セーニャのワイナリーはアンデス山脈の麓に広がるアコンカグア・ヴァレーに位置し、そこの一等地にある畑の葡萄から醸造されています。アコンカグア・ヴァレーはチリの首都サンチャゴから北へ約100km、41km太平洋から内陸に入ったところに位置し、このカリフォルニアとチリのプレミアムコラボレーションワインを造るために最適な畑を探すためロバート氏とエジュアルド氏は4年もの月日を費やしたそうです。

アコンカグア・ヴァレーは地中海性気候で、朝晩の寒暖の差も大きく葡萄栽培に適していると言われています。チリのプレミアワインの多くはマイポ・ヴァレーというところに位置していますが、セーニャのワイン品質の重要な要素となっているチリ原産種のカルメネール種にとってはマイポ・ヴァレーではなくアコンカグア・ヴァレーの方が適していると言われています。

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