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グラーヴ地区トップクラスの高評価!余韻ある極上辛口白ワイン! このワインについて セミヨン/ソーヴィニョンブラン。白い果実やフローラルの複雑な香り。桃やアーモンド、アカシアの花の香りに柑橘類のニュアンス。アタックは滑らかでコクを感じ、爽やかな酸味がワインをよくまとめており、余韻も長い。生産者について 1927年シャトー・ラ・ミッション・オー・ブリオンのオーナー、フレデリック・ウォルトナー氏によって設立。名前の由来は「クロ・ラヴィル」という名の2.5ヘクタールの白ワインのぶどう畑を新たに購入したことからと言われています。1930年まではシャトー・ラ・ミッション・オー・ブリオン・ブランとして、1934年にシャトー・ラヴィル・オー・ブリオンとして取引されています。1983年、シャトー・オー・ブリオンのオーナーであるクラレンス・ディロン社が新しいオーナーとなります。ディロン社によりセラーの改修、最先端醸造設備など大規模な投資が行われ、ラヴィル・オー・ブリオンはボルドーを代表する白ワインとなりました。 しかし、2006年、混植されていた樹齢80年にもなるセミヨンとソーヴィニヨン・ブランの古木を引き抜く大英断をするのです。植え替えを行い、樽熟成期間を短く、バトナージュによるフレッシュさを今よりも強める、など更なる改革が進んでいます。 当初はシャトー・ラヴィル・オー・ブリオンとして取引されていましたが、ラ・ミッションとの関係性がラトゥール・オー・ブリオンなどとのシャトーなども絡み合い、市場で解りにくく複雑になっていたため、シンプルにするために2009年ヴィンテージよりシャトー・ラ・ミッション・オー・ブリオン・ブランと名称変更になっています。 pick up
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1930年までは、シャトー・ラ・ミッション・オー・ブリオン・ブランとして販売されていたこちらのワイン。
その後1934年からシャトー・ラヴィル・オー・ブリオンとして、2008年まで販売されていました。実際はシャトー・ラ・ミッション・オー・ブリオンのセラー内にて、ラ・ミッションのスタッフによって造られています。
ラ・ミッションとの関係性が、市場で解りにくく複雑になっていたため、シンプルにするために2009年ヴィンテージよりシャトー・ラ・ミッション・オー・ブリオン・ブランと元々の名称に変更になりました。こちらの2008年は、ラヴィル・オー・ブリオンとしてのラストヴィンテージとなる稀少な1本です。
その為、ラヴィル・オー・ブリオンとしてのワインは現在非常に希少性が高くなっています。まさに時代に翻弄されたワインと言えるでしょう。
ロバート・パーカー氏は自身の書「ボルドー第4版」にて、「ラヴィル・オー・ブリオンは世界で最も偉大な辛口ワインの一つである。30年〜40年も向上し続けるほどの、人知を超えた能力を持つ」と評価しています。