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商品番号 W-NZ14022515
価格8,360円(本体価格:7,600円)
[76ポイント進呈 ]
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ウェリントンで開催されたインターナショナル・ピノ・ノワール2010において、NZピノ・ノワールにおける「グラン・クリュ」、「もっとも偉⼤な成⻑」と称賛した“TipurangaTeiteioAotearoa”賞を受賞
このワインについて
生産者について
ニュージーランド北島に位置する首都ウェリントン、そのすぐ北に位置するワイララパは、 ブルゴーニュの気候によく似ていると言われる小さなワイン産地 です。
ワイララパのサブリージョンである マーティンボロー地区 は、今や世界的に知られた銘醸地であり、国際的に高い評価を受けるピノ・ノワールのワインが造られてきました。
その中でも傑出しているのが、 アタ・ランギ、 マオリ語で「夜明けの空」を意味するこのワイナリーは、 ニュージーランド産高級ピノ・ノワールを語る上で欠かせない代表格 と言えるでしょう。
アタ・ランギの畑は1980年の設立当初、クライヴ・ペイトン氏を筆頭に4人だけのスタッフしかおらず、その畑はたった5ヘクタールの痩せた牧草地でした。
しかしその場所こそ、後に有名となる 「マーティンボロー・テラス」 と呼ばれる砂利に覆われたシルト粘土土壌であり、その恩恵を受け凝縮したブドウから造られたワインは、マーティンボローを一躍プレミアム産地にのし上げたのです。
現在アタ・ランギは55ヘクタールにまで畑を拡大、恵まれた条件だけに胡坐をかかず、サステイナブルと一部バイオダイナミック農法を取り入れるなど進化を続け、 愛好家からの絶賛だけでなく他の生産者からも敬愛されるような存在 となっています。
そしてアタ・ランギを語る上で欠かせないのが、 エイベル・クローン の存在。
ロマネ・コンティの畑から盗まれたブドウの樹が検疫で没収され、その樹をアタ・ランギで譲りうけたのがエイベル・クローンの始まりです。
アタ・ランギのピノ・ノワールはそのほとんどがこのエイベル・クローンであり、 ブルゴーニュ最高峰のロマネ・コンティと、元は全く同じ樹が植えられている わけなのです。
2010年、ウェリントンで開催されたインターナショナル・ピノ・ノワール・コンクールにおいて、アタ・ランギは 「Tipuranga Teiteio Aotearoa」 という賞を受賞。
これは「最も偉大な成長」を賞賛するものであり、アタ・ランギが質・評価・知名度において、ニュージーランド国内のピノ・ノワールの発展・成長に大きく貢献したことを表彰したものです。
独特の複雑さ、凝縮感と深みのある洗練されたスタイルで、魂を揺さぶるワインを造るアタ・ランギには、世界中のピノ・ノワール愛好家から今でも熱い視線が注がれています。