トップ > ボルドー > サン・テミリオン > サン・テミリオン格付け
トップ > ボルドー > サン・テミリオン > サン・テミリオン格付け > シャトー・オーゾンヌ
商品番号 W-BD17053103
価格96,679円(本体価格:87,890円)
[879ポイント進呈 ]
申し訳ございません。ただいま在庫がございません。
「サン・テミリオン・プリミエ・グラン・クリュ・クラッセA」(第1特別級A)を獲得
このワインについて
生産者について
「サン・テミリオン・プリミエ・グラン・クリュ・クラッセA」(第1特別級A)を獲得
このワインについて
この好条件のブドウ畑で手間暇かけて作られたワインは、ベリーの甘いアロマの中に、スパイシーなアロマをあわせもつ、優雅でありつつ、力強い完熟感をも感じられる、奥深いコクを持つワインに仕上がっています。また、ボルドーの代表的品種であるカベルネ・ソーヴィニョンは一切使わず、メルロー種、カベルネ・フラン種半々で作られるワインは、印象的な味わい、風味を持ち、アルコール度数はメドックワインより少し高いです。それゆえ、「ボルドーのブルゴーニュ」とも言われています。
シャトー・オーゾンヌのいい年のワインであれば、100年以上の熟成にも耐える力を持っているといわれています。熟成100年を超えたオーゾンヌを飲んだある評論家は、「その馥郁たる甘美な香り、奥行きのある豊かなコク、そして恍惚とさせる甘いフィニッシュ」に、絶賛を惜しみませんでした。
生産者について
シュヴァル・ブランと並び、長年サンテミリオンのツートップとして産地最高のワインと言われているシャトー・オーゾンヌ。その生産量の少なさから、知名度の割に飲んだことのある方は少ないワインの一つではないでしょうか。シャトー・オーゾンヌは、AD320年から395年まで、この地で生涯を送ったといわれるローマの詩人、デシュミス・マニュス・アウソニウス(フランス語読みでは、オーゾンヌ)にちなんで名づけられました。場所について現在では、詳しくわからないのですが、彼が、この辺りにブドウの木を植えはじめたと言われています。
この地のブドウ畑についての最古の記録は、14世紀半ば、この地にブドウ畑を所有していたレスコート家の文書の中にあります。さらに時代を経て、1592年ごろには、オーゾンヌという呼び方が定着しました。
他の格付けシャトーと同様に、シャトー・オーゾンヌも、その長い歴史の中で、オーナーが変わり、土地を他のブドウ畑所有者から買い増していきました。1810年になって、ジャン・カントナは、他の所有者との共同所有を清算し、唯一の所有者になりました。その時点での畑が現在のオーゾンヌの原型をなしたといっていいでしょう。そうして、そのころから、オーゾンヌのワインは広く知れ渡り、かつ人気を博し、シュヴァル・ブランと並び右岸の2大シャトーの一つと呼ばれるまでの名声を得ました。
その後一時期オーゾンヌは不振が続きましたが、1974年以降ブドウ畑が本来持っている潜在能力が発揮され、また、所有者一族のアラン・ヴォーティエや醸造家パスカル・デルベックの懸命な努力によって以前の品質を取り戻し、見事に復活を遂げました。
現在は、オーナーのアラン・ヴォーティエや醸造家たちのたゆまぬ研鑽によって、世界のワイン愛好家に、「一度は飲んでみたいワイン」と言わしめるまでの地位に、シャトー・オーゾンヌを押し上げました。