「ワイン発祥の地」ジョージアより！

古代からの伝統製法で造る、味わい深いアンバーワインのご紹介！


時を遡ることなんと紀元前6000年。「ワイン造り発祥の地」として近年注目を浴びている国、 ジョージア。 ジョージアは東欧南コーカサス地方に位置し、ちょうど黒海とカスピ海に挟まれていて、面積は北海道より一回りほど小さい国です。


ジョージアのワイン造りを語る上で外せないのが クヴェヴリを使った独自の伝統的製法 です。


クヴェヴリはジョージアの土で造る卵型の素焼きの壺のことで、大きさは造り手や用途によって様々。地中に埋めるために先端が尖った形をしていて、古来よりジョージアではワインの発酵や熟成をこのクヴェヴリで行っていました。


潰したブドウを果皮や果肉、種、果汁ごとクヴェヴリに入れ、土の中に埋めて自然の温度で濾過・熟成をさせるのですが、実際はあまりにも手間ひまがかかるため、19世紀頃からこの造り方は少しずつ減少してきているんだそう。


しかし、このクヴェヴリによる伝統的なワイン造りは 2013年にユネスコの「無形文化遺産」に登録されました！ これにより、クヴェヴリによる生産がまた徐々に増え始めています！



今回ご紹介するのは、そんな伝統的クヴェヴリ製法で造られる…


●琥珀色のアンバーワイン！


アンバーワインとは、白ブドウを赤ワインのように果皮や種と一緒に発酵させるいわゆる「オレンジワイン」のこと。ジョージアではその琥珀色の見た目からアンバーワインと呼ばれ、 オレンジワインの元祖として最近また注目度が急上昇しているんです！


近年の世界的なオレンジワインのブームとともに、飲みやすくクリーンな味わいに仕上げる生産者も出てきていますが、こちらは古き良きクラシックスタイル！真のオレンジワイン好きはアンバーワインに辿り着く…なんて言われたりもします。


とは言っても、本格的なクヴェヴリワインはその独特な香りや味わいで初めて飲む人は驚いてしまうことも…通好みという印象を持たれることも多く、初心者にはちょっとハードルが高かったりします。


しかし、こちらのワインは…


●アンバーらしさと親しみやすさが両立！


アンバーワインの個性である香りや味わいはしっかりと表現されていますが、 瓶詰め前に軽くフィルターをかけているため苦味や嫌なクセは一切なく、日本人の舌にも馴染みやすく仕上がっているんです！


なかなか文字のみでワインの味わいを表現するのは難しいのですが‥皆さまにこのお味をしっかりお伝えしたいと思い、仕入れ担当ががっつり試飲いたしました！

〜テイスティングコメント〜 グラスに注ぐと、淡めの琥珀色がキラキラ輝きます。香りはドライフラワーやフレッシュな果実の奥に、ほのかにスパイシーさも感じます。口に含むとヘーゼルナッツやドライフルーツの砂糖漬けのような甘いニュアンスもありながら、 じんわり優しいタンニンと穏やかな酸が伸びやかに続き、複雑な旨味と余韻が後を引く、一言ではい表せない奥深い味わいです！

本格的なクヴェヴリ製法のアンバーワインということで多少身構えていたのですが、尖った要素はなくすっと身体に入ってくるスムースな味わい！それでいて、クリーンになりすぎずきちんと旨味や渋みが感じられるので、 アンバーワイン初心者さんにもおすすめ！


アンバーワインは、中華やエスニック料理とも相性が良いと言われていますが、お出汁の効いた和食なんかも実はよく合うんです！筍の土佐煮や肉じゃがなども思いの外マッチして、新しいマリアージュに出会えます♪また、あまり冷やしすぎると渋みが際立ってしまうので、 やや冷え〜常温程度で飲むと旨味と香りが広がりやすいですよ！



手間暇も時間もかかるため生産量もそれほど多くはなく、日本での流通もまだまだ少ないジョージアのアンバーワイン。そうなるとお値段もやや割高になることが多いのですが…



●2000円ちょっとのお手頃価格で楽しめるのも魅力！



アンバーワインは初めて…という方でも手の届きやすい価格で、さらに味わいも個性はありながら親しみやすいので、まさにジョージアのアンバーワイン入門にもってこいの1本です！


これは、ハマる人はとことんハマる！！ 一度飲むとクセになる魅惑的なワインです！


赤でも白でもロゼでもない、第四のワイン「オレンジワイン」のルーツである「アンバーワイン！」旨味たっぷりの伝統ワインの味わいをお愉しみください！


ジョージア産の伝統製法で造る奥深いアンバーワイン！

オレンジワイン好きの方はハマること間違いなし！ぜひお試しください！