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商品番号 W-BD16100107
価格21,890円(本体価格:19,900円)
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ボルドー屈指の長期熟成型白ワイン
このワインについて
生産者について
ボルドー屈指の長期熟成型白ワイン
このワインについて
赤ワインのみならず白ワインの醸造にも目を見張るものがあるシャトー・パプ・クレマン、その評価はボルドー屈指の長期熟成型白ワインと言っても過言ではありません。生産本数も非常に少なく、リリース当初は2樽のみの生産しかありませんでした。1980年代から生産本数は増えましたが、それでも1万本程度と、ボルドーブランとしてはかなり少ないです。また、その品質の証としてボトルにはベルナール・マグレ氏のサイン「Bernard Magrez Ma Passion、La Rarete(=ベルナール・マグレ 情熱、希少性を誇る)」が入ったシールが貼付されています。
生産者について
ボルドーで最も古い歴史のあるシャトー、シャトー・パプ・クレマン。その名は聖職者の名前から取られています。1264年生まれの聖職者ベルトラン・ド・ゴは、1299年にボルドーの大司教に就任。その際にローマ法王より領地として与えられたのがペサック地区モットというぶどう畑で、その当時の最先端の設備でワインを手掛けていました。
その後、1305年になると、ときの教皇ブノワ11世が崩御した為、民主的な会議により、ベルトラン・ド・ゴは次期教皇「クレマン5世」に選出される事になります。
しかし教皇となった後はあまりの激務の為、ワイン造りに関わることができなくなり、畑は後任のボルドー大司教へ譲り渡すことになります。こうしてシャトーはクレマン5世の手を離れることになりましたが、それまでの功績を受け継ぐために「パプ(=教皇)・クレマン(=クレマン5世)」という名が継承されていきます。
その後も歴代の大司教によって、ワイン造りの近代化、技術革新が行われ、模範的な畑、クオリティの高いワインを造り続けました。今では当たり前となっているぶどうの樹を一列ごとに区別して植えたのも、このシャトー・パプ・クレマンが最初でした。しかし18世紀に起こったフランス革命により領地は全て国家に没収、その後複数の所有者に引き継がれていきます。