美しい桜ラベルのワインに込められているのは、平和への願いと誓い。

日豪友好の証しとなる「サクラ シラーズ」、数量限定で入荷いたしました！


オーストラリア・ニューサウスウェールズ州カウラ地区で、1988年に設立されたウインダウリー・エステート。


ウインダウリー・エステートは、カウラ地区初のブティックワイナリーなのですが、このカウラという地域、実は 日本と歴史的に深い関係のある場所 なのです。


カウラには第二次世界大戦中、日本人兵を捕虜する収容施設がありました。


捕虜とはいっても、カウラではジュネーヴ協定に基づいて日本人兵の人間らしい生活を保証していて、虐待などはなく娯楽も許され、自由な生活ができていたのだそう。


しかし、日常生活に不満はなくとも「捕虜になることは恥である」という日本軍の教えによって、1000人を超える日本兵が脱走を企てます。こうして、逃げるためではなく死ぬための脱走実行により、200名以上の死者を出す悲しい事件が起きてしまいました。


この痛ましい歴史的事件は1984年まで公にされず、日本ではほとんど知られていませんでした。2008年に日本のテレビドラマでこの事件が映像化され、初めて知った方も多くいると思います。


また、 ワイン漫画「ソムリエール」でも、この事件とワインが取り上げられています。 （#33 それぞれの桜）


その後、カウラでは命を落とした日本兵を手厚く葬り、日本との友好を深めるために本格的な日本庭園や文化施設を造りました。


↓カウラに造られた、美しい日本庭園



さらに、日本人墓地から日本庭園までの約5kmの間には 約2000本もの桜の木 が植えられ、毎年10月頃には桜祭りが開催されるなど、国際平和を祈る象徴として桜並木は深く広く愛されています。


この桜並木をモチーフにしたのが、今回ご紹介する 「サクラ　シラーズ」 。まさに日豪友好の絆を象徴する歴史への願いが込められたワインなのです！


サクラシラーズは、収量を抑え選りすぐられた上質なブドウのみを使用し、発酵と熟成にはアメリカンオークを使用して造られています。

〜テイスティングコメント〜 熟したプラムや肉厚なベリー系の果実の香り、スパイスのニュアンス、樽由来のリッチなバニラの風味が感じられます。口に含むと凝縮した果実味、バランスの良い酸味、きめ細やかでなめらかなタンニンと長い余韻を楽しめます。（輸入元資料より抜粋）

今飲んでいただいてももちろん美味しいのですが、この先の熟成も期待できるポテンシャルを秘めた一品となっています！


こちらのワイン、ブドウの出来の良い年のみ日本向けに特別醸造している限定品で、毎年大変人気ですぐに完売してしまう希少品。


なので今回の最新2020年VTも、輸入元様への入荷数…


●わずか4500本のみ！


そしてこの度、ドラジェにも 36本限定 で入荷いたしました！


すでに輸入元様の在庫も完売とのことで、 次期ヴィンテージまで再入荷は叶わない希少品です！


日豪友好の証の桜がモチーフですが、オーストラリアと日本だけでなく、世界が穏やかになることを願いながら頂きたい、そんなワインとなっています。


コロナが落ち着き始めているとは言え、まだオーストラリア現地に赴くことや、大勢で桜の木を囲むことはなかなか難しい状況ですが、海の向こうへ思いを馳せながら、このサクラシラーズでお花見気分を味わってみませんか？


日豪友好の桜並木をモチーフにした、上質なシラーズが今年も入荷！

なくなり次第終了の限定品ですので、お早めにご検討ください！