|
2007ヴィンテージ、ワイン・エンスージアスト 93点 このワインについて パワフルで花のような風味とフルーツのシトラスのノート。酸味とのバランスが完璧にとれていて、ぱっと口の中で美味しさが広がります。生産者について ヨスコ・グラヴナーは、北東イタリアとスロベニアの国境にあるコリオ・ゴリツァーノ地域の主要なワインメーカーです。 彼は古代の方法で作られた独特の長持ちするワインで知られており、彼のリボッラに代表されるオレンジは有名です。土地保有面積は32ヘクタール(79エーカー)で、15ha(37エーカー)がブドウに植えられています。 Ribollaの葡萄品種は、植え付けの85%を占めています。 ピニョーロとメルローとカベルネ・フランクを栽培しています。 pick up
|
イタリアで最高峰の白ワイン生産者とされるヨスコ・グラヴナー(グラヴネル)は、 自然派の造りとしても超一流。彼の元で技術を学び沢山の自然派ワイナリーが出来上がりました。
そんなグラヴナー、理想のワインを造るため様々な発酵方法を試していたところ、ジョージアで伝統的に造られているアンバーワインに感銘を受けます。
それは白ワインを造る際に、赤ワイン造りのプロセスと同じように、ブドウの皮を長時間漬け込むことで、皮の内側につまった香りや旨味などの成分が抽出されてブドウの個性が際立つワインになるんです。
ただ、赤ワインと同じプロセスでも出来上がったワインが赤く無いのは、白ブドウにはアントシアニンという赤色の色素が含まれていないため、代わりに黄色系色素が溶出することで、オレンジに近い色調になるんです。
数千年の歴史を持つ発酵容器、アンフォラで約半年間、果皮浸漬の醗酵&初期段階の熟成を行い、圧搾後再びアンフォラへと戻し半年追熟、その後大樽で6年熟成の後に瓶詰を行っています。
その味わいは、完熟したアプリコット、セージ、ローストしたヘーゼルナッツ、蜂蜜などのぎっしりとした旨味やミネラルが押し寄せる後味が特徴的で、ブランデーやシェリー酒を思わせる熟成香の中に甘さもあり、上品な酸味も広がる、この上ない味わい。
人為的介入をできる限り排除した独創的ワイン造りによって、唯一無二の個性あるワインが誕生しました。
アンフォラという容器の中で歴史を語り継ぐ液体となったワイン、是非味わってみて下さい!
※抜栓後、35日が飲み頃!という噂も…。
■オレンジワインの解説・商品一覧はこちら