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ブルゴーニュの典型的なお手本となるワイン このワインについて ぶどうは主にコート・ド・ボーヌから全て手摘みされ、選別されます。 破砕・除梗されたぶどうは、木桶又はステンレスタンクで発酵、樽とステンレスタンクで熟成させることによりワインは複雑さを持ちながらも果実味を保ちます。 心地よいさくらんぼのような酸味、そしてフレッシュな果実味とやわらかなタンニンのある、バランスに優れたエレガントなワイン。エントリークラスのワインながら、偉大なブルゴーニュワインの素晴らしさを感じられるハイスタンダードな1本です。ピノ・ノワール使用のミディアムボディワイン。 15〜16度が飲み頃温度。 カマンベール(白カビ系チーズ)、ローストチキン、スモークサーモン、フィレステーキなどに合います。 生産者について 「3つ星レストランをはじめ、世界で愛されるブルゴーニュの誇り」1880年にブルゴーニュワインの中心地ボーヌに創立され、130年以上もの間、家族経営にこだわり、頑なに創業当時から受け継がれるテロワールへの信念を守りつづけるブルゴーニュを代表するワイナリーです。 また、ワインオークションでも有名な慈善病院オスピス・ド・ボーヌに自社のぶどう畑を寄贈していることでも知られており、偉大かつ洗練されたドルーアンのワインは、世界の一流レストランをはじめ、世界中のワイン愛好家から絶賛されている、『ブルゴーニュの誇り』です。 ワイン造りにおいては、各々のテロワールが生み出す本来の個性を最大限に引き出すこと… そして、伝統を守りながら、味わいを追求すること… そのスタイルは、2つの言葉に集約されます。 「エレガンスとバランス」 テロワールへの最大の敬意と、ぶどう樹に対する愛着、そして彼らの経験と絶え間ない研究開発により、偉大なぶどう畑が、その本来の力量を発揮します。 1976年より除草剤などの化学薬品は一切使用せず、1988年には本格的な有機栽培へ転換。 シャブリ地区での有機栽培の実施は、大手ドメーヌで初となる改革です。 また、1997年より切り替えをはじめているビオディナミ農法は、10年の歳月をかけ、2007年、全自社畑への導入が実現されています。 畑は、伝統的な鋤すきを使って耕され、肥料も天然の堆肥を使用しています。 ぶどうの様々な病害や害虫などの対策には、天敵である捕食動物やバクテリアを使います。 このことは、環境にやさしいだけでなく、何より同社のポリシーである純粋なテロワールの表現のためには最良の手法です。 苗床の管理は大変重要であり、古いぶどう樹の遺伝的性質が保全されるよう、台木の選定にはこの上ない厳格さで臨みます。 ぶどう畑は、1ヘクタールあたり約12,500本におよぶ高密植栽培を行っています。 さらに、樹と樹の間には雑草をそのまま生えさせておきます。 これにより、ぶどう樹は甘やかされず養分を求めて根を底土深くまで伸ばし、果実に成分を凝縮するようになります。 収穫時期の決定には、糖度・酸度・タンニン分などの、ひと通りの調査を経なければなりませんが、各々のぶどう畑には経験と伝統に根差した、最適な収穫タイミングの決定要素というものがあり、最終的にはそれに従います。 収穫はもちろん、すべて手摘みで行われ、小さな箱に入れて輸送します。ぶどうを傷つけないために、大きなコンテナは使わず、極めて手間のかかる作業をするのです。搾汁の前には、ベルトコンベアでぶどうをゆっくりと移動させながら、さらにぶどうの房を厳選する最終チェックを行います。そのまま搾汁するのか、あるいはぶどうの梗を取り除いてから行うのか、その決断もぶどうの状態をチェックし、実際にテイスティングをした結果で決定します。発酵では、培養酵母を加えることは一切せず、本来のぶどうがもっている天然酵母のみで行われます。 メゾン・ジョゼフ・ドルーアンのワインは、頑なに守り抜かれる伝統と、最新技術が融合しています。遥かな歴史を持つボーヌ市の中心に位置すること、ぶどう畑開拓とぶどう栽培における長年にわたる経験が培った専門知識… メゾン・ジョゼフ・ドルーアンは、真のブルゴーニュスタイルを貫くワインメーカーとして、ブルゴーニュの誇りと称されています。 各々のアペラシオンが持つ本来の個性を最大限に引き出すこと…メゾン・ジョゼフ・ドルーアンの「エレガンスとバランス」の追求がとどまることはありません。 pick up
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ジョゼフ・ドルーアン
ブルゴーニュ ピノ・ノワール
Joseph Drouhin
1880年からの歴史を誇る、ブルゴーニュの名門
その後、ジョゼフ・ドルーアンは、グラン・クリュのブドウ畑を精力的に買い増しし、ドメーヌは、ブルゴーニュにおける自らの地歩を確実に固めていきます。
ジョゼフ・ドルーアンの息子である、2代目モーリス・ドルーアンが、1918年にドメーヌを継承しました。彼は、その後も次々と、ボーヌや近くの村々に新しいブドウ畑を切り拓き、父から受け継いだ事業を、さらに広げていきました。ドメーヌの看板畑の一つである、ボーヌ・クロ・デ・ムーシュもこの頃取得されています。第二次世界大戦後、ジョゼフ・ドルーアンは、そのワインを持って、世界市場に乗り込んでいきました。
1957年にドメーヌを継承した3代目のロベール・ドルーアンは、創業以来の伝統である家族経営を守りつつ、さらに事業を拡大していくという方針を踏襲しています。コート・ド・ニュイ地区内の、定評のあるブドウ畑を入手し、世界のワイン市場におけるジョゼフ・ドルーアンの地位と名声を確実なものにしていきました。
1988年には、アメリカ、オレゴン州のウィラメットバレーに、ドメーヌ・ドルーアン・オレゴンが設立され、ついにアメリカへの進出さえも果たしています。
ブルゴーニュ最大規模の自社畑を誇るジョゼフ・ドルーアン
ジョゼフ・ドルーアンは、ブルゴーニュ最大スケールのドメーヌと言えます。これらの畑には、グラン・クリュとプルミエ・クリュを相当数含まれており、そこでは、ブルゴーニュの2大ぶどう品種、ピノ・ノワールとシャルドネが栽培されています。
創業以来の「ブルゴーニュの上質のワインのみを製造・販売する」という目的のために、ジョゼフ・ドルーアンは、テロワールを理解し、最大限にその特性を生かし、また、各ヴィンテージを誠実に映しだす、フィネスとエレガントを追及しています。そのためには、あくまで伝統の方法に固執し、かたくなに最新式技術を受け入れないという姿勢を貫いています。そうすることによって、各々のアペラシオンが持っている個性を最高に引き出したワインになるのです。
いち早くオレゴンの可能性に着目し、アメリカに進出
オレゴンが持つピノ・ノワールの銘醸地としてのポテンシャルにいち早く気づき、行動に移したことは、ワイン業界でも驚きを持って報じられ、オレゴンの生産者は本家ブルゴーニュの名門ドメーヌが進出した事で、自らにより誇りを持てるようになりました。
そのワイナリーは、グラヴィティー・フローと呼ばれる方式の醸造所で、8階層になっており、最上階層にブドウを入れ、除梗、破砕を行い、下層部で発酵を行います。これは、重力によって果汁を移動させることによって、果汁に必要のないストレスを与えない方法です。このワイナリーでできるワイン、「ドメーヌ・ドルーアン・オレゴン」は、アメリカを代表するワインとしての評価を得ています。
ドルーアンなら安心!「ブルゴーニュの誇り」と評される、抜群の安定感
度々「ブルゴーニュの誇り」と評されるジョゼフ・ドルーアン。
ジョゼフ・ドルーアンは、ドメーヌとして、ネゴシアンとしての両方を行いながら、常に高品質で安定したワインを生み出すことから、「ブルゴーニュの誇り」と呼ばれるに至りました。つまり、ジョゼフ・ドルーアンのワインは、ブルゴーニュのお手本、スタンダードとなる、フレッシュで、果実味と酸味と柔らかなテイストを持つ、バランスのとれたワインです。
テロワールの魅力を引き出すブルゴーニュのスタイルを守り続け、そのドルーアンのスタイルを支持、共感してくださるお客様に真摯に販売していくというポリシーは、ワインレヴァーの間に、確実に信奉者を増やしています。たくさんの世界の一流レストランで採用されていることでもそれがわかります。
フィネスとエレガンスの得も言われぬハーモニーを奏でるジョゼフ・ドルーアンのワイン。販売する側のレストランや小売店、消費者であるワインラヴァーいずれからも、「ドルーアンなら安心」と思わせてくれる、信頼度抜群の生産者です。