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商品番号 W-BD21060109
価格2,915円(本体価格:2,650円)
[27ポイント進呈 ]
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ボルドー左岸のスター産地のひとつ、サン・テステフ。
「スーパーセカンド」といわれる、格付2級コス・デストゥルネルとモンローズがトップの座を巡ってしのぎを削り、人気も実力も高い3級カロン・セギュールがその背中を猛追しています。
そのサン・テステフのもうひとつの特徴として挙げられるのが、 クリュ・ブルジョワが多いこと。
このシャトー・クローゼもその一つ。
しかしクリュ・ブルジョワというだけでは、あまり日の目を浴びることはありません。ボルドーには無数にシャトーがありますから。
ではこのシャトー・クローゼ、なぜ今回紹介しているのか?一番の理由は所有している区画が・・・
●格付シャトーに隣接しているから!
先ほど出てきたサン・テステフのトップシャトーたち、コス・デストゥルネルとモンローズだけでなく、カロン・セギュールとも隣接しているとは!
この優良区画を手に入れたのは、1997年にシャトー・クローゼを買い取ったモーリス・ヴェルジェ氏。
当時6ヘクタールしか所有していませんでしたが、ヴェルジェ氏の手腕により優良区画を含む、23ヘクタールまでブドウ畑の面積を広げます。
そこで一つの疑問が生まれます。 ヴェルジェ氏ってなにもの?
何を隠そう、このモーリス・ヴェルジェ氏、もともとは23年もの間バロン・フィリップ・ロートシルト社で・・・
●ムートン・ロートシルトを作っていた傑物!
ちなみに現在は格付3級シャトー・ディッサンを所有するオーナーに買われた、ということからも畑のポテンシャルがうかがえると思います。
そして今回入ってきたのは、 バック・ヴィンテージ2008年! ヴェルジェ氏が腕を振るっていた時期です!
2008年は堅めの年といわれ、熟成が必要といわれています。また翌年の2009年や2010年が歴史的なグレートヴィンテージだったためか、若干影の薄い年。
とにもかくにも熟成ボルドーは飲んでみないと状態はわからないなあ、と試飲会で飲んでみたところ・・・
●状態抜群、まさに飲みごろ!
サン・テステフらしいクラシックな骨格、黒系果実の豊かな味わいと、力強いながらもシルキーなタンニンが奥行きを生んでいます。
影が薄いとはいえ、良年といえる評価をされている2008年。堅めの年だからこそ、熟成で真価を発揮する飲み頃ボルドー!
良い土地、良い畑、良い作り手の三拍子そろったクリュ・ブルジョワ!
ムートンを作っていた名手が手掛ける2008年飲み頃サン・テステフ!状態抜群です!ぜひお試しください!