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商品番号 W-BG18090424
価格87,890円(本体価格:79,900円)
[799ポイント進呈 ]
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2004年をラストヴィンテージとし生産終了した希少なワイン
このワインについて
生産者について
2004年をラストヴィンテージとし生産終了した希少なワイン
このワインについて
ブルゴーニュの偉大な作り手の1つとして知られており、ワインアドヴォケイトやワインスペクテーターでも高く評価されていました。グラン・クリュでは90点台は当たり前で、村名クラスでも80点台後半という高いポイントを得ていました。ルネ・アンジェルのワインは実質的に五つ星であるという声も上がっていたほどです。ドメーヌの廃業後、貴重な在庫をめぐって争奪戦が行われた結果、多くのショップでは軒並み在庫切れとなっています。現在、わずかに市場に残っている在庫では、村名クラスのヴォーヌ・ロマネでも1本あたり50,000円前後です。グラン・クリュである、クロ・ヴージョやグラン・エシェゾーなどの在庫は、通販ではほとんど見られません。もし入荷されたとしても村名クラスを上回る価格になる可能性が高いです。
2004年がラストヴィンテージということもあり、良いコンディションで飲めるワインは、今後限られてくると言えるでしょう。また、価格が下がることも考えられないので、ますます入手は難しくなります。この幻のワインの在庫を見かけたら、貴重なチャンスと言えます。
生産者について
ルネ・アンジェルはブルゴーニュの非常に優良なワインの作り手として知られていました。当主の急死により2004年をラストヴィンテージとし、生産が終了しましたが、いまだ語り継がれているワインです。ルネ・アンジェルが設立されたのは1910年。ドメーヌの名称であるルネ・アンジェル氏は、ディジョン大学の教授でもあり、高品質なワインを生み出すことで有名な方でした。1981年にルネ氏の孫であるフィリップ・アンジェル氏がオーナーに就任。祖父の教えをうけながらワイン造りを手伝っていた人物です。
フィリップ氏は祖父の教えをベースにしながら、独自のスタイルも模索していきます。ビッグ・ヴィンテージの時には新樽比率を50%にするなど、ヴィンテージによる個性の表現に力を入れていました。生み出されるワインは、長期熟成にも耐えられるほどタフさがありながらもエレガントさを失わず、ブルゴーニュの超一流と呼ばれる出来栄えでした。このように、ワインの品質をさらに向上させながら、ヴォーヌ・ロマネやクロ・ヴージョといったテロワールを生かし、優美で偉大なワインを造りだします。
2005年、フィリップ氏は旅先のタヒチで突然の心臓麻痺のため他界します。49歳という若さであったため、後継者がおらず、ドメーヌはそのまま消滅してしまいました。所有していた畑は、2006年にシャトー・ラトゥールのオーナーであるフランソワ・ピノー氏に売却されます。その金額は1,300万ユーロという、ヴォーヌ・ロマネでは過去最高額の取引となりました。
かつてルネ・アンジェルであった土地は、現在は「ドメーヌ・デュジェニー」となっています。シャトー・ラトゥールと同じ、フレデリック・アンジェラ氏を総支配人として配置するほどの力の入れようです。残念ながらルネ・アンジェルのワインはもう生まれませんが、同じテロワールで生み出されるデュジェニーは注目するべきでしょう。