ブルゴーニュの中でも、特に素晴らしい白ワインを産出するシャサーニュ・モンラッシェ村。


その地で、「シャサーニュ村にモレ家あり」と言わしめるドメーヌの10代目が、父親の仕事を引き継ぎ、活躍しています。それが今回ご紹介する、トマ・モレです。


モレ家は、19世紀末頃からブドウ栽培を始め、何世代にも渡ってブドウ畑を拡大・相続するなどし、子孫へ引き継いできました。


中でも先代である父ベルナール・モレは、「ブルゴーニュ白ワインの手本」と言われ、シャサーニュ村の中でもトップを張る名門生産者！2007年に彼の後を継いだ息子トマ・モレも、瞬く間に頭角を現しました！


そしてトマ・モレの経歴には目を見張るものがあるんです。実は、彼の類まれなる才能を高く評価したのが、あのドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ社(DRC社)のオーナーであるオーベル・ド・ヴィレーヌ。トマ・モレは2009年までの3年間、自らのドメーヌと並行し…



●DRCモンラッシェの栽培責任者を担当！



その才能を如何なく発揮しました！


彼のワインは、ブルゴーニュの恵まれたテロワールの素晴らしさを最大限に活かし、得られるすべての要素を余すところなく表現した見事な造り。近い将来、ブルゴーニュの今後を背負っていくだろうと予感させる実力派です。


そんな彼が造るブルゴーニュシャルドネは、非常に魅力的で完成度の高いワイン！ブルゴーニュの白ワインとしての模範的なワインと言えます。


もちろん、DRCでの経験を反映させたトマ・モレらしい造りが素晴らしいのですが、それだけではなく、素材も贅沢！使用されているブドウは主に…



●シャサーニュ・モンラッシェ村の区画のブドウ！



から造られているんです！(一部マランジュ村のブドウも使用)

〜テイスティングコメント〜 非常にアロマティックな香り。白い花や洋ナシなどの熟した果実、豊潤で深みのある香りが特徴的です。味わいは、若々しく軽やか。ハチミツや、洋ナシのフルーティさに加え少し樽のニュアンス。余韻が非常に長く、深みのある味わいです。

特に、丸みのあるミネラル感と非常に綺麗な酸があり洗練されたスタイルは、とてもACブルゴーニュ規格とは思えない驚きがありました！


オリーブオイルをかけた白身魚のカルパッチョや、魚介のバターソテー、もしくは軽めのお肉料理にも相性抜群だと思います！


トマ・モレの中でも最もスタンダードクラスのワインですが、それでもこのクオリティを出せるのは、さすがDRCが評価する生産者だと納得させてくれる1本です！


ブルゴーニュの未来を背負って立つ男が造る、極旨ブルゴーニュシャルドネ！

元DRCモンラッシェ栽培責任者という経歴に裏打ちされた、素晴らしい味わいを是非体感してください！