2022年日本初上陸したオート・コート・ド・ニュイの新星自然派生産者より！

シャンボール・ミュジニー村内の区画使用のブルゴーニュ・ルージュが新入荷しました！


年々値上がり著しく、気軽に手を伸ばせる価格帯の商品が減ってきつつあるブルゴーニュのワイン。そんな中、輸入元様から届いた新入荷ワインのお知らせの中で、気になる 日本初上陸ブルゴーニュ生産者 を発見いたしました！


今回ご紹介するワインを手掛けるのは、オート・コート・ド・ニュイ地区の自然派生産者、 ニコラ・ラスピエ。


ニコラ・ラスピエは、自身が相続する畑を持っていなかったため シャンボール・ミュジニーの「アミオ・セルヴェール」 や ジュヴレ・シャンベルタンの「アルマン・ジョフロワ」 、さらに ニュイ・サン・ジョルジュの「フェヴレ」 などの著名生産者のもとに都合15年にわたって勤務し経験を積んだ実力派。


その傍らで、2012年からオート・コート・ド・ニュイとオート・コート・ド・ボーヌを中心に少しずつ畑の購入と賃借を進め、2017年に畑が5haに達すると、 オート・コート・ド・ニュイのショー村に自身のドメーヌを設立、念願の自社瓶詰めを開始しました！


彼は創業時から手掛けるすべての畑でビオロジック栽培を実践。


アミオ・セルヴェールでビオロジック栽培への転換に最初から最後まで関わりノウハウを習得した彼は、ビオロジック栽培で認められている銅を畑に撒くことに抵抗があり、 独自に調合したハーブの煮汁を畑に撒く などビオディナミ手法を応用した独自の手法を開拓。近年正式にビオディナミに移行する予定とのことです。


醸造については、除梗をせず赤は天然酵母のみで全房発酵。無清澄ノンフィルターで瓶詰めされます。



今回入荷したのは、そんなニコラ・ラスピエが手掛ける…


●シャンボール・ミュジニー村内の区画のブドウを使用したブルゴーニュ・ルージュ！


規格としてはACブルゴーニュ・ルージュですが、シャンボール・ミュジニー村内のわずか0.17haの区画の樹齢約35年の樹のブドウを使用。収量はわずか26h/ha。コンクリート製タンクで発酵後、樽でマロラクティック発酵＆10ヶ月間熟成させます。


これまで現地フランスでも個人のワイン愛好家を中心に販売されていたニコラ・ラスピエ。 この度2022年7月、日本初上陸を果たしました！


自然派生産者に共通して言えることですが、ニコラ・ラスピエも例に漏れず、手掛けるすべてのキュヴェが生産量ごくごくわずか。そのため、ご紹介するこちらのブルゴーニュ・ルージュ　レ・グラヴィエも…



●36本限定入荷！



生産量、輸入元様への入荷量ともにごくわずかということで、時期入荷は未定となっており、ぜひ早めにチェックしていただきたい作品です。


再生紙を使用したシンプルなラベルには、趣味でハチミツを造っているという彼の小さなお友達（🐝）が描かれています。





数が非常に少ない限定アイテムとのことですが、仕入れ担当が輸入元様の試飲会にて試飲することができました！そのお味はと言うと…

〜テイスティングコメント〜 やや濃いめの色調から、ブドウの力強さ、ポテンシャルを感じさせます。口に含むと果実味とタンニンは驚くほどスムースで、 ビオディナミという先入観を抜きにしても、素直に美味しい…！ そして、飲み込んだ後も柔らかくふくよかに広がる余韻が長く続き、食事と合わせるのはもちろん、単体でも十二分に楽しませてくれるワインだと感じました。

難しいことは考えずに、肩の力を抜いて味わいたい、造り手の人柄を感じるおおらかで懐の深いブルゴーニュ・ルージュです！


オート・コートの気鋭の新星が手掛けるあくまでもナチュラルなピノ・ノワール。日本での知名度はまだまだこれからですが、ブルゴーニュ・ラヴァーさんならぜひ今のうちに手に入れていただきたいひと品です！


名門で経験を積んだ、今後要注目のこだわり自然派生産者が数量限定入荷！

生産量僅かな逸品をぜひご堪能ください！


ライター：自然派ワインに興味津々(勉強中)！みねこ