ロンバルディア、オルトレポ・パヴェーゼの地にチゴニョーラ城が建てられたのは1212年のこと。

以来800年以上に渡って激動のイタリアの時代を見守ってきた古城は、故ジャンマルコ・モラッティと彼の妻レティシアの手に引き継がれました。

ジャンマルコの弟はインテル・ミラノのオーナーとして知られるマッシモ・モラッティ氏。妻レティシアは元ミラノ市長という、まさに「華麗なる一族」。屈指の華やかな経歴を持つ夫妻の惜しみないワインへの情熱によって、古城はすばらしいセラーとして新たな生命を吹き込まれました。

1995年からは「天才」「魔術師」とも評される名匠エノロゴ、リカルドコタレッラ氏を招き、ワインの醸造をスタートさせました。

こちらは、バルベーラ100％の赤ワイン。

サワーチェリーなどフルーツの香りと、スパイス、チョコレートなどのアロマが続きます。口当たりはスムーズでバランスがよく、酸・タンニンはエレガント。ハーブを添えたローストビーフなど肉料理全般、ハード系チーズのお供におすすめです。