伝統手法にとらわれずに、非常に自由な発想でワイン造りを行うことで知られる、ビービー・グラーツ。新樽にブドウを直接入れて発酵させる新手法で、過去にないタイプのスーパータスカンを生み出したことで初ヴィンテージからワイン業界の話題をさらいました。

2004年には、イタリア・ソムリエ協会が選ぶベスト・プロデューサー賞の最終選考3名に残るなど瞬く間にイタリアを代表する造り手にのし上がりました。


テスタマッタは、高樹齢のブドウを使用し、オープントップの樽で醸造されることによって生み出される、力強さとエレガントさの共存が魅力。唯一無二の個性を持つサンジョヴェーゼのワイン。

2015ヴィンテージではジェームス・サックリングが99点を付け、2018はデカンター2020でテイスターのジェーン・アンソンが100点を付けました。 100点ワインはペトリュス1998、Ch.オー ブリオン2000,Ch.マルゴー 2000、Ch.ムートン ロスチャイルド2000,Ch.ラトゥール2000など錚々たるワインばかりです。

2019ヴィンテージは、20周年を祝う記念ヴィンテージ。2000年の初ヴィンテージ以来サンジョヴェーゼで表現しようとしていた品質のピークを表現しており、完全にバランスの取れた味わい、信じられないほどの複雑さ、幾重にも重なる香りの層を備えたメモリアルワインです。