珍しい土着品種で造るイタリア産オレンジワイン！

イタリア語と日本語の融合も楽しい「ダイダイ色」のワインが入荷しました！


赤・白・ロゼに続く「第4のワイン」として、だいぶ定着してきたと共に人気も注目度も高まってきている オレンジワイン。


白ワインを造るときは、果皮や種を取り除いて果汁を取り出しますが、赤ワインと同じように果皮や種を一緒に漬け込んで醸造することで、ほんのりとオレンジ色の穏やかな渋みや旨味が溶け出したオレンジワインが出来上がります。


オレンジワインは、伝統的な技法で造ったものや品種によっては独特の風味と他のワインとは異なる個性的な味わいで、初めて飲む方は驚くこともあるかも知れませんが、 近頃はクリーンで飲みやすい味わいのオレンジワインが増えてきています！


今回ご紹介するのは、イタリア・プーリア州で造られるオレンジワイン。


輸入元様から、「新たに日本向けのオレンジワインをイタリアで造ってもらい、ようやく入荷したんです！」とお知らせを頂いた際、まず目に留まったのが使用品種。こちらのワインは…


●土着品種「パンパヌート」使用！


パンパヌートというと、あまり聞き慣れない方も多いかも知れません。筆者もその一人で、パンパヌートってどんな品種だっけ…？と思うくらい、 なかなかマイナーな土着品種です。


主にイタリアのプーリア州バーリ県で栽培されていて、プーリア州のDOC「カステル・モンテ・デル・ビアンコ」に使用されるパンパヌート。そのパンパヌートを60％、そしてマルヴァジア40％の比率でブレンドして造られるのがこのオレンジワインなんです。


手掛けるカンティーネ・インペラトーレは、プーリア州アデルフィア近郊に拠点を置く小さなワイナリー。自然農法を取り入れ、認証こそ取得していませんが丁寧なワイン造りを行っており、プーリアで長い歴史を持つプリミティーヴォや、アンセストラル製法のスプマンテ、パッシートなどを生産しています。


こちらのオレンジワインは、輸入元様がワイナリーと掛け合い、 日本向けに造られた特別キュヴェ。 そこで、特別なこのワインのためにつけられた名前が…


●Dai Dai！（だいだい）


イタリア語では、 「Dai」＝「さあ！」という呼びかけに使われる言葉 なんだそうです。そこに、 日本語のオレンジ色を表す言葉「橙（だいだい）」をかけ合わせた という、まさにイタリア×日本の融合といえるワイン！


収穫はすべて手摘みで、オーガニック栽培を実践。除草剤、殺虫剤は一切使用せず、天然酵母で発酵させ、醸造中の酸化防止剤は添加していません。（残留SO2 70mg/L）。ノンフィルターで瓶詰めするので、旨味（と一緒に、澱も）しっかり溶け込んでいます！


そんな、珍しい土着品種を使用したオレンジワイン。どんなお味なのかというと…

〜テイスティングコメント〜 色合いは、透明感もあるやや濃い目のだいだい色。黄桃やオレンジピールを思わせる香りが広がり、口に含むと舌触りは滑らかです。 穏やかな酸味と柔らかいボディが広がり、後味にはほんのりやさしい紅茶葉のようなほろ苦いニュアンスも。 尖った要素は一切なく、じわじわと染み出す旨味が奥ゆかしい、親しみやすい味わいです！

アカシアやハチミツのようなニュアンスもあるので、オレンジワイン初心者さんでも挑戦しやすい味わい。カルパッチョやエビなど甲殻類との相性が良いとのことですが、オレンジワインは和食や中華など幅広い料理と合わせやすく、焼き菓子など軽食にも意外と合います！


あまりキンキンに冷やし過ぎると穏やかな甘味と渋みのニュアンスが感じにくくなるので、 旨味を最大限に味わうにはやや冷〜常温程度でいただくのがおすすめです♪


昨今、オレンジワインも1000円台の安価なものも増えてきましたが、こちらは珍しい土着品種使用、栽培・醸造も無認可ながら丁寧なオーガニックで造られています。そのため、新入荷のお知らせを輸入元様から頂いたときは、そこそこのお値段になるのでは？と思っていたところ…



●2065円！ （税抜1878円）



と、 お手頃価格 でのご案内が可能となりました！


オレンジワイン初心者の方はもちろんですが、オレンジワインは色々飲んでいるという方にもぜひ味わってみて欲しい1本！「さあ！」の掛け声が聞こえてきそうなポップなラベルデザインと相まって、 置くだけで食卓が楽しくなるようなオレンジワインです♪


じっくり向きあって味わうもよし、色々なお料理に合わせてフードペアリングを楽しむもよし！ぜひ、オレンジワインの魅力に浸かってみてください！


プーリアの土着品種で造る、響きもポップなオレンジワイン「ダイダイ」！

イタリアらしい親しみやすさのカジュアルなオレンジワインで乾杯しましょう！