ポルトガルの中でも最北部、大西洋沿いに位置するミーニョ地方。北はスペインとの国境でもあり、もうすこし北に行けば、海のワインと言われるアルバリーニョの名産地リアス・バイシャスがあります。


リアス・バイシャス同様、大西洋に面したこの地域では、魚介類が豊富で、自然とそれに合うワインが好まれるようになりました。それが、ポルトガル語で「緑（ヴェルデ）のワイン（ヴィーニョ）」を意味する「ヴィーニョ・ヴェルデ」です！


ワイン自体がほのかに緑がかった黄色であることや、若摘みされたブドウから造られる事から、ポルトガル語で若々しさや、未成熟である事を表す「ヴェルデ（緑）」という名前で呼ばれるようになりました。


ヴィーニョ・ヴェルデの特徴は、主に下記の3つ！


●じんわりと少しだけ感じる、僅かな微発泡！

●アルコールは10度前後と、通常の白ワインより少し軽め！

●レモンやライムを思わせるような溌剌とした酸！


つまり、夏に気軽に飲むには最高の、スッキリ白ワインなんです！


今回ご案内するヴィーニョ・ヴェルデを造るメーカーは、カーサ・フェレイリーニャ社。ポルトガル最高の銘醸地ドウロに1751年に設立された老舗ワイナリー。2012年にはアメリカのワイン＆スピリッツ誌で、「プロデューサー・オブ・ザ・イヤー」を獲得するなど、ポルトガルを代表するワイナリーとして認められています。


このヴィーニョ・ヴェルデも、レモンやライムを思わせるようなキリッとした酸やほんのり微発泡であることから、非常にフレッシュ感に溢れています！それでいてミネラル感もあり、3ヶ月澱と一緒に熟成されたことからくるコクもあり、単なる酸っぱいワインでは終わらない、絶妙なバランス！


ワインをソースと考えて、合う料理を探すと良いとは良く言われますが、レモンやライム、かぼすなどを掛けて楽しむ魚介類との相性は、まさに抜群！


「緑のワイン」を意味する、ポルトガルのほんのり微発泡ワイン「ヴィーニョ・ヴェルデ」！

レモンのような生き生きとした酸が特徴的な、夏向けスッキリ白！

スッキリ微発泡な白ワインで、猛暑が続く今年の夏を乗り切って下さい！