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クレマン Cremant
フランスのスパークリングワインにおいて、シャンパーニュの次に位置づけられているのがクレマンという呼称。シャンパーニュ同様に瓶内二次発酵製法で造られ、フランス内でもわずか8つの認定地域でしか生産する事のできない銘柄です。スパークリングワインに特化した生産者によって造られる事が多いですが、それぞれの産地を代表するような、実力の高い醸造家や有名生産者が手がけていることも珍しくありません。
日本のみならず、世界のスパークリングワイン好きから絶大な支持を得ているクレマンですが、その大きな要因として考えられるのがコストパフォーマンスの高さ。何しろ銘柄によっては、1000円台で入手できるというリーズナブルな価格がかなり魅力的。それでいて瓶内二次発酵によるきめ細やかな泡立ち、さらに芳しい香りと奥行きのある味わいが楽しめるという、品質面でも一定のレベル以上である事が保障されているのは素晴らしいところです。
毎日飲みたいワインラヴァーにとって、財布の中身は常に考慮しておかなくてはいけない運命…。シャンパーニュになると安くたって、3000円前後は出さないと買えないわけで、両者を比較すれば味わいではかなわなくても、コストパフォーマンスの面ではクレマンの圧勝と言えるでしょう!
もちろんクレマンも安価なものばかりでなく、そこそこお値段の張る銘柄も存在します。そういった高級クレマンの中には、もはやシャンパーニュと肩を並べるほどの高いクオリティを誇るものも少なくありません。高品質なクレマンと、シャンパーニュが注がれた2つのグラスから、ブラインドでどちらがシャンパーニュか当てるとしたら、果たしてどれだけの人が正解できるでしょうか…。
ここでは認定地域ごとに、厳しい規定を満たして生産される、8つのクレマンを以下より簡単にご紹介させて頂きます!
クレマン・ド・ボルドー
認定品種:カベルネ・ソーヴィニヨン(白・ロゼ)、メルロー(白・ロゼ)、カベルネ・フラン(白・ロゼ)、カルメネール(白・ロゼ)、マルベック(白・ロゼ)、プティ・ヴェルド(白・ロゼ)、セミヨン(白のみ)、ソーヴィニヨン・ブラン(白のみ)、ソーヴィニヨン・グリ(白のみ)、ミュスカデル(白のみ)、ユニ・ブラン(30%以下、白のみ)、コロンバール(30%以下、白のみ)、メルロー・ブラン(30%以下、白のみ)
赤・白共に、世界に名だたる偉大なワインを産み出すボルドーでは、どちらかというとスパークリングワインは影の薄い存在です。しかしながらクレマン・ド・ボルドーだけは別格、その高い品質がスパークリング・ラヴァーに愛され続けてきました。
ボルドーで認定されているほとんどの品種が認められ、生産者によって多様にブレンドされるのでその個性を一概に語るのは難しいところ。カベルネ・ソーヴィニヨンやメルローといった、普通は使う事のない品種でスパークリングワインを造るのは、クレマン・ド・ボルドーならではの魅力と言えるでしょう。日本での流通量は他のクレマンと比べてそこそこといったところ、価格がやや高めな傾向にありますが、心にグッとくるお気に入りの銘柄を探してみてください。
クレマン・ド・ブルゴーニュ
認定品種:ピノ・ノワール(白・ロゼ)、シャルドネ、アリゴテ(白・ロゼ)、ピノ・ブラン(白・ロゼ)、ミュスカデ(白・ロゼ)、サシー(白・ロゼ)、ピノ・ブラン(白・ロゼ)、ガメイ(白・ロゼ)、ピノ・グリ(白・ロゼ)
通常のブルゴーニュワインは単一品種が基本ですが、スパークリングワインでは使用品種のバラエティもブレンドの自由度も高め。シャンパーニュ同様に、ピノ・ノワールやシャルドネの単一品種で造る事も可能なため、「ブラン・ド・ブラン」や「ブラン・ド・ノワール」といった表記もよく見られます。
コート・ドールを中心に世界有数の銘醸地として知られますが、スパークリングワインの生産も盛ん。クレマン・ド・ブルゴーニュについても生産量はかなり多く、日本のネットショップでもたくさんの銘柄を見かけます。品質も申し分なく、価格は高めでもその品質には納得。特に北端のシャティヨネ地方は、地理的に隣接している事もあって昔はシャンパーニュにブドウを供給していた地域でもあり、クレマンの隠れた銘醸地として今後の期待も高まっています。
ちなみにブルゴーニュ・ムスーというアペラシオンも存在し、クレマンとほぼ同様の製法で造られているのですが、唯一にして最大の違いが「赤」のスパークリングワインだという事。ランブルスコなどの人気で、赤の発泡性ワインも認知度を増している中、知る人ぞ知る本格的な銘柄です。
クレマン・ド・ロワール
認定品種:シュナン・ブラン(白・ロゼ)、シャルドネ(白・ロゼ)、オルボワ(白・ロゼ)、カベルネ・フラン(白・ロゼ)、グロロー(白・ロゼ)、ピノ・ノワール(白・ロゼ)、ピノー・ドニス(白・ロゼ)、カベルネ・ソーヴィニヨン(白・ロゼ)
広大なロワール地区の中でも、アンジュ・ソミュール地方とトゥーレーヌ地方でのみ造られるクレマン・ド・ロワール。他にも付近では多くのアペラシオンで発泡性ワインが認められており、クレマンと合わせてスパークリングワインの一大生産地を形成しています。
クレマン・ド・ロワールでは、手頃な銘柄が多い点も特徴。1000円台前半で入手できるものを見かける事もあり、リーズナブルさでは他のクレマンと比べてもダントツかもしれません。こういった価格帯のものでは、ロワール名物シュナン・ブランを主体とし、クセの無いスッキリしたタイプが主役となっています。一方で黒ブドウをブレンド、もしくは単一で使用したコクのある銘柄もあり、生産者の方向性によってたくさんの個性を楽しむ事ができます。
クレマン・ド・ディー
認定品種:クレレット(55%以上使用)、ミュスカ、アリゴテ
クレマン・ド・ディーの生産が認められているディー村は、北ローヌ地方と南ローヌ地方の中間にあり、多くのアペラシオンが密集する地域からは飛び地となった地域。ロゼは認められておらず、クレレットという品種を主体にした白のスパークリングワインだけが認められています。
ローヌ地方も銘醸地ではありますが、スパークリングワインのイメージはあまりないと思います。はるか昔、ワインを入れた容器を冬の間ずっと川に放置し翌春に空けたところ、偶然にも甘く美味しい発泡性ワインができていたのだとか。それが現在にもつながっており、ディー村だけはローヌでは珍しく、スパークリングワインが主役の産地として発展してきたのです。
主体となるクレレットという品種の特色で、クレマン・ド・ディーにはほんのりと独特の甘みが備わっていますが、クドくなくスッキリとしていて、泡もあるので爽やかに飲む事ができます。また瓶内二次発酵ではなく、古代製法という特殊な造り方を用いた、AOCクレレット・ド・ディーという銘柄もディーで生産される良質なスパークリングで、クレマンと一緒に飲み比べてみるのも面白いと思います。
クレマン・ド・リムー
認定品種:シャルドネ(白・ロゼ)、シュナン・ブラン(白・ロゼ)、モーザック(白・ロゼ)、ピノ・ノワール(白・ロゼ)
付近一帯が温暖な地中海性気候にある中、冷涼な気候に恵まれ良質なワインを産み出すリムーは、ラングドック地方では異質とも言える、繊細でひときわ上品なワインを産む銘醸地。中でもスパークリングワインは非常に高い評価を受けており、クレマン・ド・リムーはこの地を代表するアペラシオンです。
実はこのリムー、スパークリングワイン発祥の地とも言われています。1531年に記録された文献に、この地で発泡性ワインを生産していた記録があるのですが、これが事実ならドン・ペリニヨンより150年以上前に製法が発見されていたことに。現在まで受け継がれたその技術を用いて造るAOCブランケット・ド・リムーは、ローヌのクレレット・ド・ディー同様、古代製法を用いた特徴的な銘柄として知られています。
クレマン・ド・リムーの認定ブドウのうち、主要品種として用いられるのはシャルドネ。気候の特色上南フランスにもかかわらず、ブドウには豊富な酸が育まれ、活き活きとしたフレッシュな酸味のある爽快な飲み口が魅力的。そこそこ流通量もあるので日本でも見つけやすく、価格は1500円以上する場合がほとんどですが、それに見合った高い品質を備えています。
クレマン・ダルザス
認定品種:リースリング(白のみ)、ピノ・ブラン(白のみ)、ピノ・グリ(白のみ)、オーセロワ(白のみ)、シャルドネ(白のみ)、ピノ・ノワール(白・ロゼ)
アルザス地方のワインはドイツワインの影響を強く受けていますが、スパークリングワインのクレマン・ダルザスにも、リースリングなどをはじめドイツらしい品種が使用されます。クレマンの生産にもかなり力を入れている地域で、生産量は8つのクレマンの中でも最大で輸出にも積極的、日本でもネットショップでたくさんの銘柄を見つける事ができます。
クレマン・ダルザスで特徴的なのが、オーガニック認証機関のマークがついた銘柄をよく見かける点。最近よく見かけるようになったオーガニックワインですが、スパークリングワインではまだまだその数は少ないのが現状。そんな中で有機栽培の先進地域であるアルザスでは、オーガニックブドウを用いて造られたクレマン・ダルザスも多く、ピュアで自然な果実味がたっぷりと詰まった味わいを楽しめます。
価格帯のバラエティも豊富で、リーズナブルな銘柄のコストパフォーマンスも秀逸ですが、こだわって造られた高額品の中には素晴らしいクオリティを備えたものがあります。またブレンドが許可される事の多いクレマンの中で、クレマン・ダルザスのロゼに限ってはピノ・ノワール100%で造られるのも特色です。
クレマン・デュ・ジュラ
認定品種:シャルドネ、サヴァニャン(白・ロゼ)、ピノ・ノワール(白・ロゼ)、プールサール(白・ロゼ)、トゥルソー(白・ロゼ)、ピノ・グリ(白・ロゼ)
黄ワインと呼ばれるヴァン・ジョーヌをはじめ、フランスの中でもとりわけ個性的なワインを産み出すジュラ地方ですが、ここで造られるクレマン・デュ・ジュラは、スタンダードでクセの無いものが主体。ブルゴーニュ地方に近い事もあり、シャルドネやピノ・ノワールを主体としますが、白・ロゼ共にジュラならではの品種が補助として使われています。
実はスパークリングワイン生産の歴史も非常に長く、ジュラ地方では18世紀から瓶内二次発酵製法の本格的なものを造っていたのだとか。にもかかわらず、クレマン・デュ・ジュラがAOCに認定されたのは1995年になってからで、クレマンの中でも比較的新しい銘柄です。他のクレマンと比べ生産量が少なめな事もあり、日本で流通している数はあまり多くなく、価格的にも高めのものが中心なのが現状。しかし繊細で上品な味わいの銘柄が多く、クレマンとしての完成度も全体的にレベルが高く感じられます。
クレマン・ド・サヴォワ
認定品種:ジャケール、アルテス、モンデューズ・ブラン、アリゴテ、シャルドネ、モンデューズ、ガメイ、ピノ・ノワール
2015年9月、ついに新たなクレマンが誕生しました。認められたのはサヴォワ地方、元は「ヴァン・ド・サヴォワ・ムスー」を生産していた地域のもので、その名もクレマン・ド・サヴォワ。サヴォワの土着品種であるジャケール、アルテスが主体となる他、補助としてモンデューズも使用可能になります。
フランスの中でもあまり目立たないサヴォワという産地ですが、スパークリングワインの生産は以前より精力的で、セルドンという個性的なロゼ・スパークリングも好評を得ていました。生産量は多くない上に認定されたばかりなので、日本での流通はほとんどないのが現状ですが、もし見かけたらぜひ試してみてください。今回クレマンとして事実上格上げされた事で、マイナーだったサヴォワ地方はクレマン・ド・サヴォワを中心に、その注目度を高めていく事でしょう。
他にもフランスでは、高いクオリティを備えたスパークリングワインを生産していながら、あまり知られていない不遇な産地が存在しています。そういった地域の生産者たちは、自分たちのスパークリングワインにもクレマンの名を認めてもらおうと、認定機関に働きかけているところがいくつかあるようで、第9番目となるクレマンの認定産地が誕生すのもきっと遠くないはずです。
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クレマン・ド・ブルゴーニュ ペルル・ド・オロール NV ルイ・ブイヨ ロゼ
Louis Bouillot perle daurore rose スピード出荷
価格
2,629円
(本体価格:2,390円)
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クレマン Cremant
フランスのスパークリングワインにおいて、シャンパーニュの次に位置づけられているのがクレマンという呼称。シャンパーニュ同様に瓶内二次発酵製法で造られ、フランス内でもわずか8つの認定地域でしか生産する事のできない銘柄です。スパークリングワインに特化した生産者によって造られる事が多いですが、それぞれの産地を代表するような、実力の高い醸造家や有名生産者が手がけていることも珍しくありません。日本のみならず、世界のスパークリングワイン好きから絶大な支持を得ているクレマンですが、その大きな要因として考えられるのがコストパフォーマンスの高さ。何しろ銘柄によっては、1000円台で入手できるというリーズナブルな価格がかなり魅力的。それでいて瓶内二次発酵によるきめ細やかな泡立ち、さらに芳しい香りと奥行きのある味わいが楽しめるという、品質面でも一定のレベル以上である事が保障されているのは素晴らしいところです。
毎日飲みたいワインラヴァーにとって、財布の中身は常に考慮しておかなくてはいけない運命…。シャンパーニュになると安くたって、3000円前後は出さないと買えないわけで、両者を比較すれば味わいではかなわなくても、コストパフォーマンスの面ではクレマンの圧勝と言えるでしょう!
もちろんクレマンも安価なものばかりでなく、そこそこお値段の張る銘柄も存在します。そういった高級クレマンの中には、もはやシャンパーニュと肩を並べるほどの高いクオリティを誇るものも少なくありません。高品質なクレマンと、シャンパーニュが注がれた2つのグラスから、ブラインドでどちらがシャンパーニュか当てるとしたら、果たしてどれだけの人が正解できるでしょうか…。
ここでは認定地域ごとに、厳しい規定を満たして生産される、8つのクレマンを以下より簡単にご紹介させて頂きます!
クレマン・ド・ボルドー
認定品種:カベルネ・ソーヴィニヨン(白・ロゼ)、メルロー(白・ロゼ)、カベルネ・フラン(白・ロゼ)、カルメネール(白・ロゼ)、マルベック(白・ロゼ)、プティ・ヴェルド(白・ロゼ)、セミヨン(白のみ)、ソーヴィニヨン・ブラン(白のみ)、ソーヴィニヨン・グリ(白のみ)、ミュスカデル(白のみ)、ユニ・ブラン(30%以下、白のみ)、コロンバール(30%以下、白のみ)、メルロー・ブラン(30%以下、白のみ)
赤・白共に、世界に名だたる偉大なワインを産み出すボルドーでは、どちらかというとスパークリングワインは影の薄い存在です。しかしながらクレマン・ド・ボルドーだけは別格、その高い品質がスパークリング・ラヴァーに愛され続けてきました。
ボルドーで認定されているほとんどの品種が認められ、生産者によって多様にブレンドされるのでその個性を一概に語るのは難しいところ。カベルネ・ソーヴィニヨンやメルローといった、普通は使う事のない品種でスパークリングワインを造るのは、クレマン・ド・ボルドーならではの魅力と言えるでしょう。日本での流通量は他のクレマンと比べてそこそこといったところ、価格がやや高めな傾向にありますが、心にグッとくるお気に入りの銘柄を探してみてください。
クレマン・ド・ブルゴーニュ
認定品種:ピノ・ノワール(白・ロゼ)、シャルドネ、アリゴテ(白・ロゼ)、ピノ・ブラン(白・ロゼ)、ミュスカデ(白・ロゼ)、サシー(白・ロゼ)、ピノ・ブラン(白・ロゼ)、ガメイ(白・ロゼ)、ピノ・グリ(白・ロゼ)
通常のブルゴーニュワインは単一品種が基本ですが、スパークリングワインでは使用品種のバラエティもブレンドの自由度も高め。シャンパーニュ同様に、ピノ・ノワールやシャルドネの単一品種で造る事も可能なため、「ブラン・ド・ブラン」や「ブラン・ド・ノワール」といった表記もよく見られます。
コート・ドールを中心に世界有数の銘醸地として知られますが、スパークリングワインの生産も盛ん。クレマン・ド・ブルゴーニュについても生産量はかなり多く、日本のネットショップでもたくさんの銘柄を見かけます。品質も申し分なく、価格は高めでもその品質には納得。特に北端のシャティヨネ地方は、地理的に隣接している事もあって昔はシャンパーニュにブドウを供給していた地域でもあり、クレマンの隠れた銘醸地として今後の期待も高まっています。
ちなみにブルゴーニュ・ムスーというアペラシオンも存在し、クレマンとほぼ同様の製法で造られているのですが、唯一にして最大の違いが「赤」のスパークリングワインだという事。ランブルスコなどの人気で、赤の発泡性ワインも認知度を増している中、知る人ぞ知る本格的な銘柄です。
クレマン・ド・ロワール
認定品種:シュナン・ブラン(白・ロゼ)、シャルドネ(白・ロゼ)、オルボワ(白・ロゼ)、カベルネ・フラン(白・ロゼ)、グロロー(白・ロゼ)、ピノ・ノワール(白・ロゼ)、ピノー・ドニス(白・ロゼ)、カベルネ・ソーヴィニヨン(白・ロゼ)
広大なロワール地区の中でも、アンジュ・ソミュール地方とトゥーレーヌ地方でのみ造られるクレマン・ド・ロワール。他にも付近では多くのアペラシオンで発泡性ワインが認められており、クレマンと合わせてスパークリングワインの一大生産地を形成しています。
クレマン・ド・ロワールでは、手頃な銘柄が多い点も特徴。1000円台前半で入手できるものを見かける事もあり、リーズナブルさでは他のクレマンと比べてもダントツかもしれません。こういった価格帯のものでは、ロワール名物シュナン・ブランを主体とし、クセの無いスッキリしたタイプが主役となっています。一方で黒ブドウをブレンド、もしくは単一で使用したコクのある銘柄もあり、生産者の方向性によってたくさんの個性を楽しむ事ができます。
クレマン・ド・ディー
認定品種:クレレット(55%以上使用)、ミュスカ、アリゴテ
クレマン・ド・ディーの生産が認められているディー村は、北ローヌ地方と南ローヌ地方の中間にあり、多くのアペラシオンが密集する地域からは飛び地となった地域。ロゼは認められておらず、クレレットという品種を主体にした白のスパークリングワインだけが認められています。
ローヌ地方も銘醸地ではありますが、スパークリングワインのイメージはあまりないと思います。はるか昔、ワインを入れた容器を冬の間ずっと川に放置し翌春に空けたところ、偶然にも甘く美味しい発泡性ワインができていたのだとか。それが現在にもつながっており、ディー村だけはローヌでは珍しく、スパークリングワインが主役の産地として発展してきたのです。
主体となるクレレットという品種の特色で、クレマン・ド・ディーにはほんのりと独特の甘みが備わっていますが、クドくなくスッキリとしていて、泡もあるので爽やかに飲む事ができます。また瓶内二次発酵ではなく、古代製法という特殊な造り方を用いた、AOCクレレット・ド・ディーという銘柄もディーで生産される良質なスパークリングで、クレマンと一緒に飲み比べてみるのも面白いと思います。
クレマン・ド・リムー
認定品種:シャルドネ(白・ロゼ)、シュナン・ブラン(白・ロゼ)、モーザック(白・ロゼ)、ピノ・ノワール(白・ロゼ)
付近一帯が温暖な地中海性気候にある中、冷涼な気候に恵まれ良質なワインを産み出すリムーは、ラングドック地方では異質とも言える、繊細でひときわ上品なワインを産む銘醸地。中でもスパークリングワインは非常に高い評価を受けており、クレマン・ド・リムーはこの地を代表するアペラシオンです。
実はこのリムー、スパークリングワイン発祥の地とも言われています。1531年に記録された文献に、この地で発泡性ワインを生産していた記録があるのですが、これが事実ならドン・ペリニヨンより150年以上前に製法が発見されていたことに。現在まで受け継がれたその技術を用いて造るAOCブランケット・ド・リムーは、ローヌのクレレット・ド・ディー同様、古代製法を用いた特徴的な銘柄として知られています。
クレマン・ド・リムーの認定ブドウのうち、主要品種として用いられるのはシャルドネ。気候の特色上南フランスにもかかわらず、ブドウには豊富な酸が育まれ、活き活きとしたフレッシュな酸味のある爽快な飲み口が魅力的。そこそこ流通量もあるので日本でも見つけやすく、価格は1500円以上する場合がほとんどですが、それに見合った高い品質を備えています。
クレマン・ダルザス
認定品種:リースリング(白のみ)、ピノ・ブラン(白のみ)、ピノ・グリ(白のみ)、オーセロワ(白のみ)、シャルドネ(白のみ)、ピノ・ノワール(白・ロゼ)
アルザス地方のワインはドイツワインの影響を強く受けていますが、スパークリングワインのクレマン・ダルザスにも、リースリングなどをはじめドイツらしい品種が使用されます。クレマンの生産にもかなり力を入れている地域で、生産量は8つのクレマンの中でも最大で輸出にも積極的、日本でもネットショップでたくさんの銘柄を見つける事ができます。
クレマン・ダルザスで特徴的なのが、オーガニック認証機関のマークがついた銘柄をよく見かける点。最近よく見かけるようになったオーガニックワインですが、スパークリングワインではまだまだその数は少ないのが現状。そんな中で有機栽培の先進地域であるアルザスでは、オーガニックブドウを用いて造られたクレマン・ダルザスも多く、ピュアで自然な果実味がたっぷりと詰まった味わいを楽しめます。
価格帯のバラエティも豊富で、リーズナブルな銘柄のコストパフォーマンスも秀逸ですが、こだわって造られた高額品の中には素晴らしいクオリティを備えたものがあります。またブレンドが許可される事の多いクレマンの中で、クレマン・ダルザスのロゼに限ってはピノ・ノワール100%で造られるのも特色です。
クレマン・デュ・ジュラ
認定品種:シャルドネ、サヴァニャン(白・ロゼ)、ピノ・ノワール(白・ロゼ)、プールサール(白・ロゼ)、トゥルソー(白・ロゼ)、ピノ・グリ(白・ロゼ)
黄ワインと呼ばれるヴァン・ジョーヌをはじめ、フランスの中でもとりわけ個性的なワインを産み出すジュラ地方ですが、ここで造られるクレマン・デュ・ジュラは、スタンダードでクセの無いものが主体。ブルゴーニュ地方に近い事もあり、シャルドネやピノ・ノワールを主体としますが、白・ロゼ共にジュラならではの品種が補助として使われています。
実はスパークリングワイン生産の歴史も非常に長く、ジュラ地方では18世紀から瓶内二次発酵製法の本格的なものを造っていたのだとか。にもかかわらず、クレマン・デュ・ジュラがAOCに認定されたのは1995年になってからで、クレマンの中でも比較的新しい銘柄です。他のクレマンと比べ生産量が少なめな事もあり、日本で流通している数はあまり多くなく、価格的にも高めのものが中心なのが現状。しかし繊細で上品な味わいの銘柄が多く、クレマンとしての完成度も全体的にレベルが高く感じられます。
クレマン・ド・サヴォワ
認定品種:ジャケール、アルテス、モンデューズ・ブラン、アリゴテ、シャルドネ、モンデューズ、ガメイ、ピノ・ノワール
2015年9月、ついに新たなクレマンが誕生しました。認められたのはサヴォワ地方、元は「ヴァン・ド・サヴォワ・ムスー」を生産していた地域のもので、その名もクレマン・ド・サヴォワ。サヴォワの土着品種であるジャケール、アルテスが主体となる他、補助としてモンデューズも使用可能になります。
フランスの中でもあまり目立たないサヴォワという産地ですが、スパークリングワインの生産は以前より精力的で、セルドンという個性的なロゼ・スパークリングも好評を得ていました。生産量は多くない上に認定されたばかりなので、日本での流通はほとんどないのが現状ですが、もし見かけたらぜひ試してみてください。今回クレマンとして事実上格上げされた事で、マイナーだったサヴォワ地方はクレマン・ド・サヴォワを中心に、その注目度を高めていく事でしょう。
他にもフランスでは、高いクオリティを備えたスパークリングワインを生産していながら、あまり知られていない不遇な産地が存在しています。そういった地域の生産者たちは、自分たちのスパークリングワインにもクレマンの名を認めてもらおうと、認定機関に働きかけているところがいくつかあるようで、第9番目となるクレマンの認定産地が誕生すのもきっと遠くないはずです。