トップ > イタリア > ピエモンテ > アルバ
19 件中 1-19 件表示
当店通常1,672円(税込)のところ 価格1,614円(本体価格:1,468円)
価格3,960円(本体価格:3,600円)
価格2,464円(本体価格:2,240円)
価格3,344円(本体価格:3,040円)
価格2,024円(本体価格:1,840円)
価格4,180円(本体価格:3,800円)
在庫切れ
価格12,980円(本体価格:11,800円)
価格14,190円(本体価格:12,900円)
価格2,871円(本体価格:2,610円)
価格2,959円(本体価格:2,690円)
価格2,409円(本体価格:2,190円)
価格1,199円(本体価格:1,090円)
価格1,089円(本体価格:990円)
価格4,719円(本体価格:4,290円)
価格4,169円(本体価格:3,790円)
価格4,609円(本体価格:4,190円)
価格4,246円(本体価格:3,860円)
価格2,266円(本体価格:2,060円)
アルバ
Alba
アルバ(Alba)はイタリアのピエモンテ州・クーネオ県にあるコムーネ(基礎自治体)です。ブドウ畑の景観が世界遺産に登録されているランゲ地方の中心都市で、白トリュフが大変有名な町でもあります。「ワインの女王」と称されるイタリア最高級ワインの産地「バルバレスコ」と隣接しており、アルバでも主として栽培されているブドウは同じ品種の「ネッビオーロ(Nebbiolo)」と、比較的安価なワインで使われている「バルベーラ種」です。
2009年にはピエモンテ州ブドウ栽培・ワイン製造委員会が、新しいDOC「アルバ(Alba)」を認可しました。「アルバ」は州内の広範囲(47の自治体)にまたがり、ベースとなるブドウはバルベーラ(15%)、ネッビオーロ(70%)とその他の品種で構成されています。因みにイタリアでは現在、DOCは約330個、DOCGは74個あります。
「霧」を意味する「ネッビオーロ」
イタリア北西部に位置し、「山の足」を意味するピエモンテ州。この辺りは「ワインの王様・バローロ」や「ワインの女王・バルバレスコ」などイタリアでも最高級のワインを産出している地域です。石灰質の泥灰土壌に覆われた土地でもあります。DOCアルバも含めていずれもも原料で使用されているのは「ネッビオーロ種」です。
「ネッビオーロ」とは「霧」を意味しており、その名の通り霧の立ちこめる山の裾野などで栽培されています。この「ネッビオーロ種」は非常に栽培条件が極めて厳しく、原産地のピエモンテでさえ栽培はほんの僅かな選ばれた地域に限定されており、ピエモンテのワイン総生産量の6%を超すことは稀です。一帯は「バローロのあるランガ地区」、「バルバレスコの丘陵地」としてブドウ畑の景観が世界遺産に登録されており、秋の収穫前のネッビオーロの畑は霧に覆われ幻想的な光景を創り出しています。
今ではピエモンテの総生産量の半分が「バルベーラ種」
高級なイメージの「ネッビオーロ種」に対して、味も価格帯も真逆に当たるのが「バルベーラ種」です(生産量は1000万本)。タンニンが少なく酸味の強い、濃い色の赤ワインとなります。ネッビオーロ種のワインの味を整える際のブレンド用にも多く使われています。
前述の通り栽培条件が極めて厳しい「ネッビオーロ種」と比べると格段に栽培条件のハードルが低いため、大量にブドウを生産出来るという大きなメリットがあります。この「バルベーラ種」が侮れないのはオーク樽で長期熟成させることも可能なことで、オーク材のタンニンをワインが吸収することによってタンニンが強化され、香り豊かな奥深いワインとなります。
非常に生産性が高く、多目的に使うことが出来る品種のためイタリア全域に広がり多くの亜種を生み出しています。この「バルベーラ種」を主体にに「ネッビオーロ種」を加えた赤ワインは「DOCバルベーラ・タルバ」として認定されています。現在ではアメリカのカリフォルニア州やアルゼンチンでも栽培されるなど世界中に広まりつつあります。
果実香豊かでソフトな口当たりの「ドルチェット種」
もう一つ、アルバで生産されている品種が「ドルチェット種」です。この「ドルチェット種」を100%使った赤ワインは「DOCGドルチェット・タルバ」として認められています(ランゲ地方の7つの地域)。
この「ドルチェット種」はピエモンテ州で多く生産されている品種なのですが、アルバを中心とした周辺の村での生産量が一番多くなっています(約920万本)。18世紀に生産地域が広がりました。
「バルベーラ種」と同様に「ネッビオーロ種」と比べると栽培条件が難しくないのも特徴です。若々しいルビー色。果実香豊かで適度のタンニンを持ちながらソフトな口当たりのフルボディで一般的には若飲みタイプですが、造り方によっては熟成にも耐えうるワインが造られます。
アルバと言えば、「白トリュフ」
アルバと言えば美味しいワインと白トリュフが有名です。毎年10月に開催される「アルバの白トリュフ市 Fiera Nazionale del Tartufo Bianco d’Alba」が世界的に有名で、オークションでは、数千万から数億などという白トリュフが登場し話題になることもあります。このイベントに合わせてワインも味わう観光客が多いようです。