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ルイ・ラトゥール
Louis Latour
ルイ・ラトゥールはブルゴーニュでグラン・クリュを有する指折りのドメーヌであり、また優良ネゴシアンでもあります。200年以上続く家族経営で、コルトン・シャルルマーニュの生みの親としても知られています。印象的な塔がネックラベルに描かれています。コルトン・シャルルマーニュの生みの親
1764年、ワインの歴史上、最大の事件といってもいいフィロキセラ(ブドウの木の根を食い荒らすアブラムシ)の被害がヨーロッパを襲います。ルイ・ラトゥールの畑も例外ではなく、当時の4代目当主は大胆な策に出ます。コルトンの丘に植えられていたピノ・ノワールを、今までの常識を覆してシャルドネに植え替えたのです。それまで、ピノ・ノワールとアリゴテのみを植えていた場所で、それは大きな賭けでした。
これが後にブルゴーニュを代表する「コルトン・シャルルマーニュ」の誕生です。挑戦と努力を怠らないその姿勢は受け継がれ、ルイ・ラトゥールをブルゴーニュ屈指の生産者に押し上げてきました。
新しい挑戦。ローヌやプロヴァンスへも進出
6代目当主は先代からの精神を受け継ぎ、さらなる新しい挑戦をします。ブルゴーニュ以外の土地にポテンシャルを見出し、ブドウの苗木を植えます。ローヌの「アルデッシュ・シャルドネ」やプロヴァンスの「ドメーヌ・ド・ヴァルモワシン・ピノ・ノワール」がその例です。
ブルゴーニュで培った技術と挑戦し続ける姿勢を持ち続け、現在これらの新しい試みによるワインは世界中で高い評価を受けています。
テロワールを重視した様々な取り組み
ルイ・ラトゥールはテロワールを尊重しており、研究と分析を重ねています。その研究結果から、良いワイン造りに欠かせないのは健康な土壌の開発と導き出しています。ブドウの害虫や病気に対処するために有機栽培の技術を用いています。農薬の使用を最小限に抑え、ブドウの木を剪定した後に出る木や、ブドウの皮(プレスの副産物)から独自の堆肥を作り、化学肥料の使用を排除しています。
急な斜面では馬を使って耕作をします。そのため、必要以上に土地を圧縮することなく、ブドウの根が水を摂取することができ、土壌深く入り込むことができます。
大学と提携して気象観測所を設置し、ブドウ栽培の作業を決定するため役立てています。この研究結果からちょっとした気候の変化がブドウの出来を左右する、ミクロクリマの重要性を説いています。
また地元の有志と組んで、2009年からさまざまな角度から持続可能な開発に取り組んでいます。土壌浸食現象に対処するため樹木を樹立し、生態系の強化、生物多様性の保護、伝統がある美しい景観の維持を目的としています。
ルイ・ラトゥールの醸造方法
<白ワイン>
厳選されたブドウは圧搾機にかけられ、絞り出されたブドウ果汁はステンレススチールタンクで発酵されます。その後、フランス製のオーク樽に移しかえられ約10ヶ月熟成を続けます。ドメーヌの白ワインはすべて、ボーヌの同社の工場で生産されている100%の新しいフレンチオークの樽で熟成されています。熟成が完了するとさまざまな樽ごとのブレンドが試されます。
<赤ワイン>
収穫から瓶詰めまで伝統的なブルゴーニュの製法を取っています。収穫されたブドウは厳格にチェックされ、未熟なブドウ、腐ったブドウは取り除かれます。
発酵は短期でフランス製のオーク樽で行います。発酵が完了すると、最初に自然に流れ出てきたブドウ果汁と圧搾して得られた果汁とをブレンドして、12ヵ月間樽で熟成されます。粉砕されたブドウは特別な銅の容器で運ばれ、不要な移動を避けることができるため、酸化のリスクを回避できます。
銅の容器には二重のラインがあり、寒い時期に発酵を始めるため、暖めた蒸気を循環させることができます。容器の底にあるプラグを引っ張ることによって砕いたブドウが発酵槽に落ちる仕組みになっています。
自社で樽を製作する、数少ない生産者の一つ
ルイ・ラトゥールは毎年100以上のブルゴーニュのアペラシオンからワインを生産しています。伝統的なそれぞれのアペラシオンの個性と品質を引き出すために、樽熟成のプロセスは大きな役割を担っています。
ルイ・ラトゥールでは常に樽を自社で用意しています。フランス北部の森で収穫されたオーク材は屋外で、不純物を取り除くために30〜36ヶ月間乾燥します。その後、樽づくりのマスターが伝統的な技術を用いて木材の中心部から樽を作ります。
ワイン造りに使用される樽は、エレガントで洗練された仕上がりとなるよう影響を考慮されています。ワインと樽の相互作用を注意深く制御することで、アペラシオンのテロワールの特徴を強調することができると考えています。
新樽と使用済み樽の使用比率もアペラシオンによりケースバイケースといえます。またブドウを収穫した年も考慮します。
白ワインのグラン・クリュは新樽率100%で熟成されますが、赤のグラン・クリュは畑に応じて3分の1から半分の間しか新樽での熟成を行いません。