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コッリ・ディ・ルーニ
Colli di Luni
コッリ・ディ・ルーニ(Colli di Luni)。イタリア北西部に位置するリグーリア州(州都は港町ジェノヴァ)のワイン産地で「DOCコッリ・ディ・ルーニ」とDOC認定されています。リグーリア州は地中海の一部であるリグリア海の北岸に沿って広がっており西はフランスに接しています。温暖な気候と風光明媚な景観は国際的な観光地としても良く知られています。典型的な地中海性気候のもたらす昼夜の寒暖差や土壌によりしっかりとした酸味とフレッシュなアロマのブドウが育まれ、ワインは辛口の赤白ワインを造っています。
「DOCコッリ・ディ・ルーニ」は白ワインがヴェルメンティーノ種を90%以上で造られる「コッリ・ディ・ルーニ ヴェルメンティーノ」と、ヴェルメンティーノ種を中心にトレッビアーノ種などをブレンドする「コッリ・ディ・ルーニ ビアンコ」の2種。赤ワインはサンジョヴェーゼ種を主体に造られる「コッリ・ディ・ルーニ・ロッソ」があります。赤白ワインともに辛口なのが特徴でもあります。
弓なりの海岸線沿いで造られるワイン
リグーリア州はイタリアの北西部にあり、フランスのコート・ダジュールから続く、海岸線に弓なりに細く伸びた州で、州都はイタリア最大の港町であるジェノヴァです。その地勢的な特徴から海の幸が非常に豊かであり、魚介類に合わせやすいワインが多いのも特徴の一つです。
州の65%を占める山岳地帯の影響で土地が限られており、海岸近くを切り開いて畑を設けたおかげで土壌は砂利、砂、粘土質が混じっており、気候は温暖な地中海性気候。異なる土壌を持つ地区が多いこともありワインのキャラクターが多様なのも特徴です。
「コッリ・ディ・ルーニ」は隣接するトスカーナ州まで広がる広大なDOCで、ヴェルメンティーノ種を主体とした白ワインとサンジョベーゼ種を主体とした赤ワインが造られています。生産量は全体でも79万本あまりと非常に少なく、ほとんどのワインは観光地でもある地元で消費されてしまうようです。
ライトボディの辛口の白「ヴェルメンティーノ種」
「DOCコッリ・ディ・ルーニ」の中の一つ「コッリ・ディ・ルーニ ヴェルメンティーノ」。ヴェルメンティーノ種を90%以上使うことが条件となっています。このヴェルメンティーノ種はトスカーナ州のものが有名ですが、ここリグーリア州を始めフランス南部でも多く栽培されています。
ヴェルメンティーノ種の特徴としては、完熟した凝縮感に富んだ果実味を感じるライトボディ。軽い辛口で、レモンシャーベットのような酸味。アルコール度は11.5%〜14.5%程度。
この「ヴェルメンティーノ種」を90%以上使用する「コッリ・ディ・ルーニ ヴェルメンティーノ」に対して、もう一つの白ワイン「コッリ・ディ・ルーニ ビアンコ」は、「トレッビアーノ種」をブレンドさせて造られています。このトレッビアーノ種、酸味が非常に強いのが特徴で、キャンティの赤ワインやフランスではブランデーの一種であるコニャックにブレンドされる原料としても有名なブドウです。
港町らしくシーフードに合わせやすいワイン
リグーリア州の州都は観光地としてもイタリア最大の港町としても有名なジェノヴァ。海産物が豊富で魚料理を専門とするレストランが多くあります。当然その地で造られるワインは魚介類との相性が抜群に良くなります。
この「DOCコッリ・ディ・ルーニ」の2種類の白ワインも柑橘系の香り、酸味とミネラルの絶妙なバランス、そして果実味豊かな味わいはシーフードとの相性が抜群に良いことで有名です。一方の赤ワイン、こちらはタンニンが軽く円やかなので赤身の牛肉料理との相性が良いとされています。こちらもライトボディなので魚介類との相性も抜群です。