「白ワインの王様」として世界中の白ワインの頂点に君臨する偉大な産地、モンラッシェ。


モンラッシェと名の付くグランクリュは、ピュリニー・モンラッシェ村とシャサーニュ・モンラッシェ村にまたがるように5つ存在していますが、その中でも 最も偉大で最高峰とされているのが『モンラッシェ』 です。



今回は、白ワインの王様モンラッシェの中でもさらに銘醸中の銘醸といわれる唯一無二のワイン「ジョセフ・ドルーアン　モンラッシェ　マルキ・ド・ラギッシュ」をご紹介します！



この偉大なワインを手掛けるのは、 ブルゴーニュを代表する名門ジョセフ・ドルーアン。





1880年にボーヌで創業した、代々家族経営ながらブルゴーニュ最大規模を誇る一大ドメーヌです。


所有する自社畑73ヘクタールのうちなんと3分の2以上がプルミエ・クリュとグラン・クリュであり、手掛けるアペラシオンは90にも上ります。


ジョセフ・ドルーアンはテロワールへの敬意とブドウに対する愛情、絶え間ない研究開発により、世界中で高く評価される素晴らしいワインを生み出し続けていて、現在は、初代ジョセフ・ドルーアンのひ孫に当たる4代目の4兄弟がメゾンを率いています。




そんな名門ジョセフ・ドルーアンが手掛けるグランクリュの中でも

特に著名な区画がマルキ・ド・ラギッシュ。





この区画の所有者はラギッシュ侯爵家で、1363年から長きに渡りこの畑を所有している名家です。


わずか8ヘクタールほどの小さなグランクリュであるモンラッシェ。その中には現在16もの所有者がひしめいていて、ほんの僅かな区画を所有することも難しいわけですが、なんとラギッシュ侯爵家は モンラッシェ全体の1/4もの大区画を所有 しています。


マルキ・ド・ラギッシュは歴史的にも最も古いブドウ畑の1つであり、 銘醸中の銘醸 と呼ばれる所以。


この歴史ある偉大な区画の栽培から醸造、熟成までの全ての工程をジョセフ・ドルーアンが請け負っています。




モンラッシェの頂点を極める区画の厳選したブドウを、ブルゴーニュきっての名門メゾンが手塩にかけて造り出すワインですから、その評価も非常に高いことは言わずもがな。



「センセーション（五感）のシンフォニー」
「正統派の傑作、ブルゴーニュ・ワインのバイブル」


などと表現され、パーカーポイント94-96点、ニール・マーティン94-95点、ジェームス・サックリングからは99点の高評価を過去2度も獲得しています。


しかし、 もはや点数をつけて語るようなワインではない とも言えるでしょう。



色調は華やかに光を放つ黄金色。桃の花やハチミツ、トロピカルフルーツ、炒ったアーモンドのようなニュアンスもある複雑なアロマ。奥行きのある立体的な味わい構成ですが重さは感じさせず、非常に長い優美な余韻が続きます。


その完璧な佇まいは、まさに「シンフォニー（交響曲・調和）」のような味わいです！



『三銃士』の著者アレクサンドル・デュマがモンラッシェのワインを「ひざまづき、脱帽して飲むべし」と称賛したとおり、 正装して対峙したくなるような、偉大で壮麗なワインです！





「白ワインの王様」銘醸地モンラッシェの中でも、まさに頂点と言って差し支えない、他とは一線を画す高貴なワイン！


ワイン好きなら1度は飲んでみたいと憧れる、芸術的なエレガントさに酔いしれる心して味わいたい珠玉の1本です！