土着品種ファランギーナ100％で造る、爽やかなシトラスと花の香り溢れるワイン

このワインについて

土着の伝統的な品種を使い、モダンな技術でスムーズなワインを造りました。ファランギーナ100％で造っています。ラミテッロ地区の畑で、標高50〜100ｍ、粘土質土壌に砂が混じっています。収穫した葡萄は、果皮と接触させながら、コールドマセラシオンを12〜24時間行ないます。16〜18度に温度管理の下、ステンレスタンクで発酵させます。マロラクティック発酵させます。ステンレスタンクで、澱と共に3ヶ月寝かせます。

明るい麦わら色、爽やかで、穏やかな酸もあり、やわらかな味わいです。

生産者について

ディ　マーヨ　ノランテは、モリーゼ州で最も重要な生産者として知られ、イタリアワインのガイドブックには、必ずと言って良い程名前が挙げられています。オーナーのアレッシオは、土着品種を愛していて、アンティークな葡萄品種から、新しい味わい、そして楽しむための食文化に合ったワインを造りたいと考えています。ワインのスタイルは、リッチなのに重苦しくないワイン、ボディがあってもハーモニーが楽しめるワインを目指しています。

イタリアで最も有名なエノロゴであるリッカルド　コタレッラのアドバイスも受け、その品質はますます際立ってきています。

アレッシオの奥さんが自然食品しか食べない人でその奥さんへの配慮からビオに目覚め、オーガニックでのワイン造りを始めました。ラベルに描かれている蛸のような人間は、ギリシャ神話に登場する「セイレーン」です。上半身が人間の女性で、下半身が鳥の姿（後世では魚の姿）をしている海の怪物で、歌声で航海中の人を惑わせたと言われます。