フランツ・ケラーは、ドイツにおけるピノ・ノワールの聖地バーデン地方の銘醸地カイザーシュトゥールでワイン造りを行う、家族経営の生産者です。

現当主フリッツ氏自身が、ミシュラン一つ星のレストラン経営者でもあることから、「ワインは一部の人たちの限られた嗜好品ではなく、あくまでも料理のそばにあって全ての人が楽しむもの」をモットー年、ピュアで明快な味わいを持つ、高品質のワインを造っています。

認証こそ取得していませんが、畑では除草剤、殺虫剤、化学肥料は使用しない、オーガニックなアプローチでぶどうを栽培しています。

赤ワインでは、2010年にドイツのワイン誌においてドイツNo.1生産者に輝いたフランツ・ケラーですが、白ワインも非常に秀逸。

このワインは、アルプス山脈の岩粉が堆積した「レス（黄土、風積土）」土壌で栽培されたヴァイスブルグンダー（ピノ・ブラン）を使用。 フレッシュな果実味を保つために除梗せずにプレス、ステンレスタンク熟成させています。

グレープフルーツを思わせるフレッシュな果実味と花の香り、黄桃やアプリコットのようなフルーティーな香りが印象的なエレガントな白ワインです。