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商品番号 W-BD12111304
価格25,300円(本体価格:23,000円)
[230ポイント進呈 ]
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深く厚みのあるタンニンと、カシスリキュールのような濃厚で豊かな味わいが楽しめる力強いワイン
このワインについて
生産者について
深く厚みのあるタンニンと、カシスリキュールのような濃厚で豊かな味わいが楽しめる力強いワイン
このワインについて
シャトーのファーストラベル。使われているブドウ品種の割合はヴィンテージにより多少変わりますが、おおむねカベルネ70〜80%、メルロー20〜30%、カベルネ・フラン2〜5%。深く厚みのあるタンニンと、カシスリキュールのような濃厚で豊かな味わいが楽しめる力強いワインです。香りにはスパイスやシガー、スミレが感じられ、長い余韻が特徴です。牛肉にも合いますが、ラム肉、鹿などのジビエにも。
ロバート・パーカーがその著書ボルドー第4版で、「ひょっとすると三級に格上げしてもよいのかもしれない。」と語るように、5級の中でも上位の実力を持つシャトー。以前は価格は抑えられていたので、コストパフォーマンスの良いシャトーとして有名でしたが、最近は少しずつ価格が上昇してきています。
生産者について
シャトー・グラン・ピュイ・ラコストは、ボルドー地方ジロンド河左岸のメドック地区、ポイヤック村の格付け第5級シャトー。シャトー・グラン・ピュイ・ラコストのブドウ畑があるのは、河岸からはかなり内陸に入った地域で、ポイヤック村ではいちばんの高台であることから「グラン・ピュイ」(=大きな丘の意)という名前を冠しています。
このシャトーの歴史は古く、16世紀にさかのぼります。
最初の所有者はドゥ・ギロー氏。その後、娘が結婚する際にその花婿に寄贈されるなど、所有者は転々とします。18世紀終わり頃の所有者はサー・ギロン氏で、彼の名前は1970年代半ばまで、長くエチケットに記載されていました。
その後、ギロン氏の娘がフランソワ・ラコスト氏と結婚し、畑の一部を譲り渡した頃に、現在のシャトー・グラン・ピュイ・ラコストと名乗るようになったと言われています。
その後も代々受け継がれていったシャトーは、1932年からボルドー随一のグルメとして知られたレイモン・デュパン氏の所有となりましたが、1978年にデュパン氏が体調を崩し後継者が居なかったことから、氏が信頼を置いていたジャン・ウジェーヌ・ボリー氏に売却され、そのジャン氏亡き後を引き継いだ息子のフランソワ・グサヴィエ・ボリー氏が現在のオーナーとなっています。
彼はサンジュリアンの第2級格付けである、シャトー・デュクリュ・ボーカイユのオーナー、ブルーノ・ボリー氏の実兄で、以前はデュクリュ・ボーカイユを取り仕切っていました。現在はグラン・ピュイ・ラコストのほか、同じポイヤックにある第5級格付け、シャトー・オー・バタイィのオーナーでもあります。
ボリー家の所有となったシャトーは、1980年以降、清潔なステンレス・タンクの導入、1850年代に建てられたシャトーの建物の改装、排水設備やワインセラーの改修など、良いワインを作るための投資も惜しみなく実施。その結果、シャトーは近年急成長を遂げることとなりました。
またクサヴィエ・ボリー氏はメドックワイン連盟、ボルドーワイン協議会(CIVB)の会員で、ボルドーワインに関する活動にも積極的に参加・貢献しており、地域のスポーツチームなどもサポート。中でもメドックマラソンのスポンサーを長年にわたり努めています。