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ピュアで複雑な構造を持ち、エレガントで力強い味わいのピノノワール! このワインについて ブドウ品種:ピノ・ノワール。畑:ポマール村とヴォルネイ村近郊の区画のブレンド。平均樹齢:30年。醸造:すべて除梗。4日間の低温マセラシオン、1日2回のピジャージュを行い12〜14日間発酵。熟成:600リットルの樽で12か月。味わい:輝きのある色調。サクランボのニュアンスを持つ果実味溢れるアロマがあり、非常にバランスが取れて喉越しの綺麗な若くから喜びを与えてくれるワインです。生産者について 1803年パラン家のドメーヌはポマールに設立されました。今日、ドメーヌはパラン家の姉妹であるアンヌとカトリーヌによって運営され、17世紀に始められた一族のワイナリーの伝統を継承しています。畑はおよそ10ヘクタールに渡り、その大部分はコート・ド・ボーヌの赤ワインを産出します。パランが最も力を入れているのはポマールのワインですが、コルトン、ラドワ、ボーヌ、モンテリーといったアペラシオンも生産されています。 葡萄は、酸化鉄によって赤色に染まった粘土石灰質土壌で育てられます。この土壌によって、ピノ・ノワール種の特性が充分に引き出されるのです。 畑では一貫して有機栽培を採用しています。2009年よりビオロジック栽培に転換し、2013年からはECOCERTの認証を受けています。除草剤は一切使わいません。生産量を抑えるためコルドン・ロワイヤ仕立てを採用していますが、樹齢・区画に応じてグイヨ仕立ても採用します。 私たちは全て手で収穫します。それは偉大なブルゴーニュ、ピノ・ノワールを造り上げるために最も重要なことです。収穫の開始は、数週間かけて葡萄、畑の衛生状態から判断します。収穫された葡萄は、最初に振動式選果台で、そして伝統的な選果台で6〜8人の手によって厳しく二度選果します。 除梗した後、破砕、数日の低温マセラシオン後、天然酵母でアルコール発酵します。29〜32度に温度管理をした状態で10〜21日間の発酵を行います。その間、ワインの力強さ、フィネス、エレガンスのバランスを重視し、畑の個性を尊重してピジャージュとルモンタージュを施します。そしてワインは重力でフランス産のオークに移され熟成されます。 マロラクティック発酵後、澱引き、ステンレスタンクに移してアッサンブラージュします。それぞれのワインは天体の動きに沿って果実の日に瓶詰めします。 アンヌ・パランは地元に密接な関わりを保ち、高い評価を受けています。現在はBIVB(ブルゴーニュワイン委員会)のコミュニケーション部門長を務めています。ドメーヌ・パランのワイン造りの信条は、ピュアで複雑な構造を持ち、エレガントで力強い味わいを備えていることです。その卓越したワインの質は、一族に受け継がれた厳格な仕事の結晶だと言えるでしょう。 pick up
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ポマールで17世紀より続く歴史があり、名門ワイナリーとして知られる ドメーヌ・パラン。
ブドウ栽培から醸造に至るまで、「完璧なワイン」を求めて厳格な姿勢を貫いてきました。2009年よりビオロジック栽培へと転換、現在はビオディナミにも積極的に取り組んでいます。
■ホワイトハウスも御用達のドメーヌ・パラン!
パラン家の先祖はワインビジネスに積極的で、フランスだけにとどまらず海外への進出を図りました。
第3代アメリカ合衆国大統領、トーマス・ジェファーソンと親交が深かった事もあり、 当時のホワイトハウスの御用達ワインがドメーヌ・パランだったんだとか!
■かなり上出来なブル・ピノに仕上がってます!
スタンダードクラスとなるブルゴーニュ・ピノ・ノワールにも、ビオロジックを駆使して栽培された上質なブドウが使用されています。
たっぷりの果実味と優しい口当たり、ブルゴーニュらしい上品で柔らかな味わい。バランスの良さにはセンスを感じるところで、 もっと上位のアペラシオンを彷彿とさせるクオリティの高さを誇るブル・ピノ、 低価格帯ではかなり上出来じゃないでしょうか!