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ロバート・パーカー 95点 このワインについて カベルネ・ソーヴィニヨンが約48%、メルロー46%、プティ・ヴェルド6%をブレンド。樽で20〜22ヶ月熟成されます。新樽の使用は半分以下です。メルローの比率が高いため、出来上がったワインは、豊満かつエレガントなスタイルとなります。生産者について メドック地区、マルゴー村にあるシャトー・パルメは、メドック第3級格付けのシャトー。パルメのブドウ畑はマルゴーの特徴である、石英・水晶などが混在した土壌で、非常にブドウ栽培に適している場所です。格付け2級のローザン・セグラが隣接しています。ブドウ栽培について2004年からはビオロジック(有機栽培)を導入し、2008年からは一部の畑から徐々にビオディナミの実践をスタートしています。 |
マルゴー村、第3級格付けのシャトー・パルメ。格付け1級のシャトー・マルゴーに匹敵するともされ、1級と2級の間ほどの価格で取引される非常に高いポテンシャルを持つワインです。
他のシャトーに比べメルローの比率が高く、マルゴーらしい華やかさのほか、ポムロールを思わせるような豊かな肉付きの良さが特徴的です。
こちらは、「神の雫」で第二の使徒に選ばれた、シャトー・パルメ1999年。作中では母なるモナ・リザに喩えられ、円やかで包み込むような優しさに溢れ、ふくよかで女性的なワインと表現されています。
華やかな果実味とマルゴーらしい豊満なボディ。極めてエレガントな味わいで、熟成が進むにつれてタンニンはより一層シルキーに変化します。
パーカーポイント94点。飲むものを魅了してやまない魅惑の1本です。