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商品番号 W-IT18110111
価格13,090円(本体価格:11,900円)
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130年の歴史を誇る伝統的な造り手!長期熟成された稀少なバルバレスコ!
このワインについて
生産者について
130年の歴史を誇る伝統的な造り手!長期熟成された稀少なバルバレスコ!
このワインについて
ネッビオーロ100%。4つの自社畑とピオ家が代々契約している農家からのブドウを使用。クラシックなスタイルの味わいに長期熟成の複雑な要素が溶け込んでいる。生産者について
「ピオ・チェーザレ」は、ある成功した企業家の趣味から生まれたワイナリーです。その企業家の名は、チェーザレ・ピオ。チェーザレ・ピオは非常に有能な企業家で、余勢を駆ってバローロやバルバレスコのワインを家族や友人、顧客のために醸造していました。1881年にワイナリーを開業したチェーザレ・ピオのワイン醸造への情熱は、年々高まるいっぽうでした。彼のワイン醸造のモットーは、「品質とオリジナリティー」。彼を企業家として成功させた進取の気性は、ワイン醸造にも発揮されることになります。その証拠が、チェーザレ・ピオの55番というパスポート番号に現れています。1900年代のイタリアでなんと55番目にパスポートを取得した彼は、ワイン醸造を学ぶために各国を巡ったのです。
父の熱意を継いだジュゼッペ・ピオは、1900年代初頭にワイナリーを引き継ぐことになります。ジュゼッペ・ピオは、父から企業家としての素質も受け継ぎ、家業とワイン醸造業の二足のわらじを立派に成功させます。そして、「ピオ・チェーザレ」と名づけられたワイナリーを、一躍アルバの一流ブランドにのし上げたのでした。
ジュゼッペのあとを継いだのは、娘のロージーでした。彼女は、1940年にエンジニアであったジュゼッペ・ボッファと結婚します。ジュゼッペは、ミラノの企業で働く才能のあるエンジニアでしたが、第二次世界大戦を機にアルバに移住、妻の祖先が作り上げたワイナリーのさらなる飛躍のためにあらゆる努力を続けました。
ロージーとジュゼッペの努力が実を結び、「ピオ・チェーザレ」のワインは名声を博すようになり、とくにバローロの品質の高さは世界中に知られるようになりました。
夫妻は、生まれた息子に祖先の名字「ピオ」を与えました。現在、ピオ・ボッファは従兄弟のアウグスト、甥のチェーザレ、娘のフェデリーカとともに、祖先から受け継いだワイナリーの運営に当たっています。ファミリーが生産するワインは、初代のチェーザレ・ピオと同様に世界各国を巡っているのです。