「シチリアの新星ワイナリー」と称され、イタリアのみならず世界中から人気を博しているプラネタですが、プラネタ家のブドウ造りの歴史はなんと300年にも昇ります。転機を迎えたのは1980年、シチリアにおけるプレミアワインの生産に向けてプロジェクトを開始しました。

シチリアワインの新しいかたちを創造するというプラネタの試みはすぐに成果をあげ、1999年にはガンベロ･ロッソ主催の「Vini d’Italia」で最優秀ワイナリー賞を受賞しました。

シャルドネは、プラネタの名を世に知らしめた看板ワイン。その伝統的なプラネタ家がシチリアワインの全く新しい方向性を生み出した、魂のこもった傑出したワインです。

今回入荷したワインは、ディエゴ氏の甥で現オーナーのアレッシオ・プラネタ氏が手掛けるプラネタ・シャルドネの最新ヴィンテージ2020年です。

シチリアワインを世界に広めた、「シチリアワイン産業の先駆者」ディエゴ・プラネタ氏は2020年9月19日に亡くなりました。

イタリアのみならず世界中のワインラヴァーから愛された、ディエゴ・プラネタ氏の代表作「プラネタのシャルドネ」。もう彼の手掛けたワインがリリースされないかと思うと、悲しくてなりません。