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シャトー・ムートン・ロートシルト 1971 赤 <br>Chateau Mouton Rothschild   スピード出荷
シャトー・ムートン・ロートシルト 1971 赤 <br>Chateau Mouton Rothschild   スピード出荷

シャトー・ムートン・ロートシルト 1971 赤 
Chateau Mouton Rothschild スピード出荷

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商品番号 W-BD17092009

価格76,890円(本体価格:69,900円)

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このワインについて

1971年ムートン・ロスシルドのラベルを飾る作品は、1939年に制作されたもので、アーティストの「建築」期の作品である。現在はパリのジョルジュ・ポンピドゥー・センターに所蔵されている。

ワシリー・カンディンスキー(1866年〜1944年)は、ロシア出身の画家で、まずドイツ、その後フランスに帰化している。抽象美術の創始および発展に多大なる貢献をしたアーティストである。駆け出しの頃は、まだ当時の流れであった印象派やフォヴィスムから抜け出せず、その一方で、理論的考察に関しては、1908年時点で「オブジェが絵画の邪魔をしていることは明らかである。私の足元に恐ろしく深い溝が開かれつつある。オブジェに変わるものとは何なのか?」と、根本にふれる疑問を呈するまでになる。1910年、ミュンヘンにおいて、カンディンスキーは美術史上に残る、初の抽象的水彩画を制作している。

1971年はどの土地もとても良い年。ミディアムの重さで、若くからチャーミングな印象。深く暗いガーネットの色合いに、黄金色に輝いたエッジ。クラシックなポイヤックらしいシダや黒すぐり、鉛筆の芯などの香りが広がる。フレッシュな果実味、適度な酸味、そして熟したタンニンがある複雑な味わい。

生産者について

1853年、ナタニエル・ド・ロスシルド男爵は、自らの来賓にプライベートワインを振る舞いたいと願い、シャトー・ブラーヌ=ムートンを競売で落札します。ワイナリーはメドックの中心、ポイヤック村に位置し、以後「シャトー・ムートン・ロスチャイルド」と改名されます。

フィリップ・ド・ロスシルド男爵は、1922年にドメーヌを相続します。ナタニエル男爵の曽孫にあたる人物です。その2年後、フィリップ男爵はシャトー完全ボトル詰め(元詰め)システムを課します。ワインは樽に詰められた状態でネゴシアン(ワイン商)へ出荷されていた時代のことです。同年、フィリップ男爵はシャトーのラベル制作をジャン・カルリュに依頼します。これは若干時期尚早だったのでしょうか、翌年は継続されませんでした。

シャトー元詰めへの転換には、ワイン保管面積の拡大を要しました。1926年、ムートンが誇る「シャトー」が建設されます。全長100メートル、建築家シャルル・シクリスの作品です。メドックの伝統に則り、1933年、フィリップ男爵はポイヤックの小さなワイン商社を買収します。現「バロン・フィリップ・ド・ロスシルド社」の前衛です。同社はムートン・カデ(1930年発売)を中心とするワイン生産・販売を事業とし、現在では、AOCボルドーワインの世界トップブランドに成長しています。

1945年、フィリップ男爵は、連合軍の勝利とムートンへの自らの生還を祝して、芸術家フィリップ・ジュリアンにムートン・ロスチャイルドのワインラベル制作を依頼します。「Victory」のVの文字がボトルを飾り、称賛を浴びます。以後毎年、現代美術家がムートンのために制作したオリジナル作品が、その年のワインラベルを飾っています。

1962年、当時のフランス政府文化大臣、アンドレ・マルロー列席のもと、 「Musée du Vin dans l’Art(芸術の中のワイン・ミュージアム)」が開館します。これはフィリップ男爵と2度目の妻ポーリーヌ夫人による立案で、夫人は特に高い感性と独創性で知られた方です。グラン・シェに隣接する同美術館は、ブドウとワインをテーマとした様々な時代の優品を所蔵しています。

1973年、フィリップ男爵の長年の尽力により、1855年の格付評価の不当性が認められ、シャトー・ムートン・ロスチャイルドはプルミエ・クリュ・クラッセ(格付第一級)に昇格します。当時の農業大臣ジャック・シラク署名のデクレ制定により、ムートンは、本来属するべきエリート集団への仲間入りを公式に果たしました。

フィリップ男爵の死後、フィリピーヌ・ド・ロスシルド(バロネス)男爵夫人は、子供たち3人(カミーユ、フィリップ、ジュリアン)とともに至宝ワイナリーを承継します。これは同時に重大な責務を負うことを意味します。人気舞台俳優としてのキャリアに終止符を打ち、演劇界を去り、父上の事業を継ぐ決断に迷いはありませんでした。こうして、夫人はバロン・フィリップ・ド・ロスシルド社の監査役会会長に就任しました。

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