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商品番号 W-BD18012307
価格36,190円(本体価格:32,900円)
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ポイヤック村にある第1級格付シャトー、「ラトゥール」のセカンドワイン
このワインについて
生産者について
ポイヤック村にある第1級格付シャトー、「ラトゥール」のセカンドワイン
このワインについて
ポイヤック村にある第1級格付シャトー、「ラトゥール」のセカンドワイン。熟した果実とオーク樽に由来する複雑で素晴らしい香り。さすがボルドーの銘品です。カベルネ・ソーヴィニョン、カベルネ・フラン、メルロー使用。17度が飲み頃温度。生産者について
ラトゥールの名前が資料で確認できるのは1331年以前にさかのぼりますが、それから17世紀末頃までは、畑の一部でブドウが造られている程度でした。その後、アレクサンドル・ド・セギュール候がシャトーを所有するようになり、ワイン造りが進んでいきます。18世紀に入りイギリスでボルドーワインがもてはやされた時期には、他のワインの4〜5倍の値段で取引され、18世紀末頃には20倍で取引されていたと言います。人気を受け、18世紀中ごろには38ヘクタールだった畑が、18世紀末には47ヘクタールへ広げられ、ワインの生産に力が入れられていきました。フランス革命の困難な状況の中でも、ラトゥールは畑をそのまま守り切りました。
1962年までセギュール家の末裔が所有していましたが、その後、イギリス資本の大手による所有となった時代もありましたが、1993年に現在のオーナーであるフランソワ・ピノー氏の所有となりました。また、1998年、1995年からシャトーに参画したフレデリック・アンジェラ氏が支配人となりました。
ラトゥールの品質を作っているのは、『細部まで、やるべきことをきっちりと行うこと』これに尽きると思います。
ブドウの樹は枯れてしまったもの、傷ついたものは若木に植え替えられますが、植え替えられた樹々はマーキングされ、古木とは別に収穫されます。また、樹齢が高くなりすぎた際も植え替え作業が行われますが、その際も、土壌の再生と浄化の為、5年間の休耕期間が守られています。
収穫は臨時メンバー100名ほどが参加して進められます。果実が潰れないようブドウはトレー(最大8キロ入る)に入れられ、選果の後、除梗・破砕を行って重力を利用して醸造工程にすすんでいきます。フリーランジュース(無圧搾)とプレスジュース(圧搾)は別々に醗酵を行い、醗酵後エリック・ボワスノ氏、ジャック・ボワスノ氏と共にプレスワインも使いながらブレンドを行います。
シャトーは近年、リュット・レゾネで栽培を行っています。有機栽培も取り入れており、化学肥料・除草剤を使わずに剪定された枝と植物から作られた堆肥を混ぜたオーガニック肥料を使用しています。また、2008年からは土壌をより大切に扱うため、馬による耕作作業を復活させました。これによって土壌が圧縮されるのを防ぎ、CO2の排出量を削減する事が見込まれます。病害処理、摘心といった畑での他の作業にも、実験的に耕作馬を導入しています。
また、『ランクロ(シャトーの土地周辺部分47ヘクタール)』の区画内10ヘクタール余りでは、ビオディナミ農法が採用され、月の歴に基づいて主要作業の実施日を検討したりしています。今後は現在(2017年段階)より広範囲の畑で、ビオディナミを広げていく予定であるようです。