トップに君臨するヴォギュエが造る、ミュジニーを格下げした稀少なブルゴーニュ・ブラン

このワインについて

シャルドネ100%。ヴォギュエは、0.6ha植えられたシャルドネから、ミュジニーの白ワイン「ミュジニー・ブラン」を生産している唯一のドメーヌです。ただし、ぶどう樹が植え替えられたため樹齢が足りず、格下げされた「ブルゴーニュ・ブラン」としてリリースされています。

生産者について

シャンボール・ミュジニーのトップに君臨するドメーヌです。コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエの歴史は、1450年に、ジャン・モワソンがこの地に、最初の建物を建てた時まで遡ることができます。以来、5世紀を越えて、ドメーヌは、同一の一族によって守り、受け継がれています。 低迷の時期もありましたが、1987年、ドメーヌの当主が交替するにあたり、スタッフの総入れ替えが行なわれ、醸造家フランソワ・ミエ氏を招き、栽培責任者にエリック・ブルゴーニュ氏、販売責任者にぺパン氏を起用し、かつての栄光をとりもどしました。

コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエは、12.5ヘクタールのブドウ畑を所有していますが、それらはすべて、シャンボール・ミュジニー村内にあり、その内7ヘクタールは、グラン・クリュであるミュジニーの70%を占め、最大の所有者になっています。 除草剤は2000年より全面的に廃止、鋤き入れし、化学肥料も15年前に廃止。農薬は、リュット・アンテグラル方式を採用し、ほとんどが有機栽培で、収量を低く抑えています。

ヴォギュエのワインは、ブルゴーニュの中でも特にエレガントなシャンボール・ミュジニーの、あらゆるエレメントがうまく調和した最高のワインと言えるでしょう。