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商品番号 W-GE17030101
価格1,485円(本体価格:1,350円)
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無名生産者ならではの新しい製法に挑む意欲作 まろやかな酸が心地よいリースリング
このワインについて
生産者について
無名生産者ならではの新しい製法に挑む意欲作
まろやかな酸が心地よいリースリング
このワインについて
攻撃的な酸を抑えるために行ってきたマロラクティック発酵ですが、近年行わなくなってきて、2014ヴィンテージは全く行いませんでした。マグネシウムを1haあたり1〜2kg撒いている為、酸が抑えらます。発芽時期に10日ごとに5回行っています。「辛口はあまり酸が高くない方が好ましいと考えている。ワインには、良い骨格があり満足しています。」生産者について
モーゼル中流域のプラッテンで、トーマス バルテンがワイン造りをする家族経営の生産者です。父の代までは戦争の影響でワイングートは名乗っていませんでした。雑誌やガイドブックに名前の出てこない無名な生産者ですが、その「いかに効率良く、いかに合理的に、いかに高品質のワインを造るか」という視点からもたらされる探究力、実践力には、著名なワイングートに無い、温暖化や人材不足、人件費の高騰など条件の厳しくなるこれからの時代に適応した生産者の新しい方向性を感じることが出来ます。
より効率的で高品質な収穫のための機械の導入、まだ研究開発されて7〜8年の最新技術「アグロバイオ レギュレーター」(環境保全型農業や持続可能型農業を目指す技術の一つ)への取り組み、一般的でないマロラクティック発酵、「モーゼル=リースリング」と言った観念にとらわれない色々な葡萄品種の導入など、他のモーゼルの生産者からは聞くことのない試みを行い、成果を上げています。
それらは、奇をてらうためのものではなく、いかに皆に買ってもらえる、高品質でしかも手頃なワインを造るかという発想から生まれたものです。しかし、訪問した際の気軽さや明るさを感じさせる人柄は、そんな知識や技術の論議のひとかけらも感じさせません。