非常にエレガントで繊細なテキスチャー、スモーキーなニュアンスと最後に残るアーモンドのノート

このワインについて

ピュリニー・モンラッシェは、ムルソーの南にあり、シャサーニュと世界最高の白ワインぶどう園を共有しています。元は赤ワインしか生産しない地域で、白ワインの生産は最近になって始まりました。シャン・カネという名前は初代のオーナーであるLes Chams de Canetに由来します。初期のヴィンテージでは豪華さよりも繊細さを目指しました。

ドメーヌ・ラトゥール・ジローはここに34エーカーを所有し、柔らかい風合いのブーケで、非常にエレガントで繊細なテキスチャー、そしてスモーキーなニュアンスと最後に残るアーモンドのノートを持つワインに仕上げています。飲み頃温度は13〜14度。10年の熟成が可能。シーフード料理とよく合います。

生産者について

有機栽培に完全に移行。進化を続けるラトゥール・ジロー。 ムルソーの地で16代に渡りワイン造りをしてきた歴史あるドメーヌですが、自社での瓶詰めを始めたのは先代のピエール・ラトゥール氏で、1982年のことでした。現当主ジャン・ピエール・ラトゥール氏が醸造学を学んび、ドメーヌに戻った後、ステンレスタンク醗酵漕を導入するなどの革新が行われました。クリーンな果実味と樽香のバランスがよいそのワインは「熟成に耐えるだけの力を持ちながら、若いうちからも飲み頃を迎える」というスタイルです。ジャン・ピエール・ラトゥール氏のこだわりは、「限りなく自然に近いワインを追求すること」で、2008年から有機栽培に完全に移行しました(認証なし、認証取得予定なし)。