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ブルゴーニュ白の名手ジャン・リケールが造るマコン 花の香りの上品なワイン このワインについて 手摘みで収穫されたブドウは、空気の圧力で優しく圧搾され、その果汁を静置して上澄みを発酵させます。ステンレスタンクを使用しません。新樽の使用率は10%前後に抑えています。黄色い果実の甘い香りに華やかな花の香り。上品な印象。生産者について ジャン・リケールはブルゴーニュにおける白ワインの最高の造り手として有名な「ヴェルジェ」(1994 Chablis Grand Cru Valmurで、100点獲得の生産者)の共同経営者としてワインをジャン・マリー・ギュファンと共に長年造ってきました。1997年に自分自身のワインを造るため独立し、ワイン造りを始めました。パートナーのレジーヌ(マコンのかなりの部分を見ているマダムは、コートドゥボーヌ、ラドワ村の葡萄農家の出身で15歳の時にはすでに本格的に畑仕事をしていた熟練の葡萄栽培者です。)と最初に決めた方針は商業的なワインではなく、自分たちが「食事の時に飲みたいワイン」を造る事です。 過剰なまで大柄で全てを付け足された結果、繊細さに欠けたシャルドネが主流となりつつある現状の中、決して飲み疲れる事なく、最大限に料理を引き立てる魔法のような彼のワインは、ミシュランガイドで三ツ星、二ツ星に輝くEUのレストランはもちろん、世界のトップクラスのレストランから絶大な信頼を得ており、生産量も少ないことから(Corton Charlemagne、Batard Montrachetに限っては1樽のみ生産)、一般市場では見かけることが困難になりつつあります。 |
ヴェルジェにおいて、異例とも言えるほど絶大な高評価を得たシャブリを産み出し、現在はブルゴーニュやジュラで自身のドメーヌを運営するジャン・リケール。
そのスタイルは「自分たちが食事の時に飲みたいワイン」がコンセプト、飲み飽きしない繊細かつ味わい深いワインを造っており、世界中の3つ星レストランでオンリストされています。
ここでご案内するマコン・ヴィラージュは、マコネーらしい豊かな果実味、絶妙な樽使い、程よいミネラル感など、各要素のまとまりにセンスを感じる上品な仕上がり。
シャブリやジュラ地方のワインも素晴らしいジャン・リケールですが、コストパフォーマンスの高さで「傑作」と言うべき存在、ブルゴーニュとして立派なクオリティを備えた白ワインです。
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