生産者マーカス・モリトールは、ドイツのモーゼル中部のヴェーレナー・クロスターベルクの地で8代続く家族経営のワイナリーです。 現当主のマーカスは20歳の若さでワイナリーを任され、当時からモーゼルの際立った個性を持つ長寿なリースリングをつくるという野心を抱き、ワインづくりに情熱を注いできました。


その努力の成果が実り、2003年にはエクスレ度（収穫時のブドウの糖度）で331゜Oeという世界記録を打ち立てる偉業を成し遂げます。


さらにここからが凄く、甘口のアウスレーゼで2011年ヴィンテージがドイツで3番目となるパーカーポイント100点を獲得！2013年ヴィンテージではドイツ史上初となる、なんと3アイテム同時に100点を獲得するという快挙を達成しました！


一方、中辛口においても2015年ヴィンテージで100点、さらに辛口でも2015年ヴィンテージで99点＋を獲得するなど、数えきれないほどの高評価を得ています。

リースリング以外の品種でも「低価格帯でこれだけ洗練されていて、複雑なピノ・ブランは滅多に見つけられない」とパーカー氏から非常に絶賛されている、モーゼルのみならずまさにドイツを代表するトップ生産者です。


そんなマーカスが手掛けるワインの中で、おすすめしたいのが今回のワイン。モーゼル川沿いの複数区画のピノ・ブランをブレンドして作られます。洋ナシやリンゴのようなアロマに、豊かな果実味、エレガントかつ複雑で洗練されたモーゼルらしいワインです。


歴史的にも非常に評価の高いワイナリーがつくる、お手頃価格の高品質ボトルを、ぜひ一度お試しください。