トップ > イタリア > イタリアの注目生産者 > イエルマン
トップ > イタリア > フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア
商品番号 W-IT17063001
価格8,789円(本体価格:7,990円)
[80ポイント進呈 ]
申し訳ございません。ただいま在庫がございません。
熟したフルーツのアロマと、トロピカルなフルーツが香る金色のワイン
このワインについて
生産者について
熟したフルーツのアロマと、トロピカルなフルーツが香る金色のワイン
このワインについて
光沢のある明るい金色のワイン。香りは熟したフルーツのアロマと、トロピカルなフルーツ、ほのかなバニラを含む強くて複雑な風味。さらにはアップル、バナナ、ナッツのアロマも感じます。口触りは広く、ベルベットのような柔らかさ。アロマと長く続く後味が完璧なバランスを保ちます。生産者について
ワイナリー「イエルマン」の創業は、1881年。アントン・イエルマンが、故郷のオーストリアからスロヴェニアを経て、イタリアのフリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州にワイナリーを開業した年にはじまります。ワイナリーが興隆期を迎えるのは1970年代。4代目となるシルヴィオ・イエルマンの天賦の才と想像力により、その名はイタリア半島にとどろくようになりました。現在、イエルマンが所有するブドウ畑は160ヘクタール。シルヴィオ・イエルマンは、ブドウの栽培は毎日自然と対話するのに似ている、と語るほど栽培重視をモットーにしています。
赤ワインに比べると、評価が低くなりがちの白ワイン。ワインづくりの真髄は赤ワインにこそある、と考えていた人々に鉄槌を振り下ろすごとく白ワインの価値を上げた男、それがシルヴィオ・イエルマンでした。彼の作るワインは、モダンで優美、イタリアでもっとも価値ある白ワインとして知られています。
1968年から、北イタリアのコネリアーノにある醸造専門学校に通ったシルヴィオ・イエルマンは、最新の醸造技術を習得します。しかし、当時のイタリアではシルヴィオが信奉したこの最新技術はあまりに斬新すぎ、人々に受け入れられませんでした。伝統に固執する当時のワイナリーの多くは、ひたすら重く変わりばえのないワインばかりを製造していたのです。いたたまれなくなったシルヴィオは、カナダに飛び将来を見すえた新たな醸造方法の改良に邁進します。
その後、シルヴィオが戻ったフリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州は醸造業の過渡期を迎えていました。特に同業者のマリオ・スキオペットは若いシルヴィオの野望を理解し、さらにトレンティーノにあるサン・ミケーレ・アッラーディジェで醸造学の造詣を深めるよう助言します。
こうして、シルヴィオ・イエルマンの目的は明確になりました。ただアルコール分だけが浮き立つワインであってはならない、豊かなアロマと香りによってワインを味わう人の魂までも征服するような深みのあるワインを作る、これがフリウリの醸造業にかけたシルヴィオ・イエルマンの夢でした。
イエルマンのワインは今日、イタリアにおける醸造学の進歩を象徴するワインとして世界にその名を馳せています。