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マゾワイエール・シャンベルタンMazoyeres-Chambertin

ブルゴーニュワインの王様と称えられるシャンベルタン。そのワインを生む村がジュヴレ・シャンベルタンです。色合いの濃い芳醇なワインで、力強さと品格を備えたワインは、将にブルゴーニュの王と呼ばれるに相応しいワインとされています。 この村において特に偉大なワインとされているのが、シャンベルタンとシャンベルタン・クロ・ド・ベーズです。この偉大な畑のまわりに、シャンベルタンの名前を付けることのできる7つの特級畑があります。

グラン・クリュの畑は標高260〜300メートルの斜面の中腹に集中している。土壌は石灰岩質土壌で砂利や粘土がさまざまな割合で混ざっている。シャンベルタンを名乗れるワインは赤ワインのみに限られる。

ジュヴレ・シャンベルタンの9つの特級畑


シャンベルタン(Chambertin)
シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ(Chambertin Clos de Beze)
シャペル・シャンベルタン (Chapelle-Chambrtin)
シャルム・シャンベルタン (Charmes-Chambertin)
グリオット・シャンベルタン (Griotte-Chambertin)
ラトリシエール・シャンベルタン(Latricieres-Chambertin)
マジ・シャンベルタン(Mazis-Chambertin)
リュショット・シャンベルタン ( Ruchottes-Chambertin)
マゾワイエール・シャンベルタン(Mazoyeres-Chambertin)

マゾワイエール・シャンベルタン(Mazoyeres-Chambertin) 12.24ヘクタール


マゾワイエール・シャンベルタンは、シャルム・シャンベルタンの隣に位置し、道を挟んでこの村最南端のラトリシエール・シャンベルタンの真向かいにある畑です。シャンベルタンの特級畑の中では、唯一国道74号線に面しています。コンブ・グリザールという谷間の下にあり、石灰岩質の土壌のほか、他のグラン・クリュにはない小石の沖積土を有する。味わいはシャルムに似ていて、堅牢さの少ない繊細なタイプだが、シャルムより緻密さが感じられると言う。

ここで造られたワインは、シャルム・シャンベルタンを名乗ることができるため、殆どの生産者はシャルムのラベルを選んでしまう。マゾワイエールの名でワインを生産している造り手は、ドメーヌ・カミュ、ドメーヌ・ベルナール・デュガ・ピィ、ドメーヌ・トプノー・メルム、ペロ・ミノなど少数である。

マゾワイエール・シャンベルタンの主な生産者(畑の所有者)


カミュ・ペール・エ・フィス(Camus Peres et Fils)
ペロ・ミノ( Perrot Minot)
ドメーヌ・トプノ・メルム(Taupenot Merme)
ドメーヌ・アルマン・ルソー(Armand Rousseau)
ドメーヌ・アルロー(Arlaud)
ドメーヌ・アンリ・リシャール(Henri Richard )
ドメーヌ・ド・ラ・ヴージュレー(Domaine de la Vougeraie)
ドメーヌ・ベルナール・デュガ・ピィ(Bernard Dugat-py)
ドメーヌ・デュジャック(Dujac)
ピエール・ブーレ( Pierre Bouree)
フィリップ・シャルロパン(Philippe Charlopin)
ドメーヌ・トルトショ(Tortochot)
ドメーヌ・ジョルジュ・ルーミエ(Geroges Roumier)


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