18世紀よりブドウ栽農家であるサン・ロマン村のジャン・トプノと、モレ・サン・ドニ村のドゥニーズ・メルムの結婚により1963年に誕生したドメーヌ・トプノ・メルム。

現在は7代目となる兄妹がモレ・サン・ドニを拠点として運営。ニュイ、ボーヌに約13haの畑を所有し、20アペラシオンのワインを手掛けています。

特筆すべきは、1981年のAOC法施行後、初めて一級から特級畑へと昇格した伝説の畑「クロ・デ・ランブレイ」を所有していること。この畑は99％をドメーヌ・デ・ランブレイが所有しておりますが、残りの僅かな区画を所有する数少ない生産者のひとつがドメーヌ・トプノー・メルムです。

ご紹介するマゾワイエール・シャンベルタンは、シャンベルタン特級の中でもモレ・サン・ドニ側に位置しており、野性的なニュアンスのあるアロマが特徴的。果実が小さく凝縮感のある味わいに仕上がっています。

2019年のブルゴーニュ・コート・ド・ニュイは、アドヴォケイト誌で98点の高評価ヴィンテージ。偉大なシャンベルタン特級畑をご堪能ください。