チリ最大ワイナリーのひとつ、コンチャ・イ・トロのCEOとして同社を大きく成長させ、カリフォルニアのフランシスカンワイナリーを所有していたアガスティンとヴァレリアのヒュネイアス夫妻によって1990年にナパ・ヴァレー、ラザフォードに創立したクインテッサ。

「必要不可欠なもの」「第5の要素-真髄」という意味を持つラテン語「キンタ・エッセンシア」がクインテッサのワイナリー名の由来です。

ボルドーの著名コンサルタントであるミシェル・ロラン氏や、2007年からはオーパス・ワンの立ち上げにも携わったワインメーカー、チャールズ・トーマス氏も迎え、目覚ましい品質向上を遂げていきました。いまやアメリカを代表するカルトワインの一つとなっています。

2017ヴィンテージはカベルネ・ソーヴィニヨンの比率が高く（92％）、カシス、ブラックカラント、野生のブルーベリーを思わせるアロマに加え、クローヴや杉のようなニュアンスも感じ取れます。力強くもエレガントなスタイルで、ボルドーブレンドに徹するクインテッサの真髄を感じられる仕上がりとなっています。

2017ヴィンテージは、パーカーポイント95点を獲得しています。