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商品番号 W-IT14090905
価格3,509円(本体価格:3,190円)
[32ポイント進呈 ]
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旨安ワインの宝庫 として注目を集める プーリア州 は、イタリア全20州の中でもトップクラスの生産量を誇る一大生産地です。
数字で見ると5,000万ヘクトリットルを超えるという膨大な量ですが、その8割以上がIGPワイン以下の格付けで、 DOPワインの生産は15%ほど に過ぎません。
これはDOPワインが生産量の8割以上を占める、ピエモンテ州などとは全く逆の傾向。
そもそもプーリア州は、かつて他の地域に輸出されるブレンド用赤ワインの産地として「ヨーロッパの酒蔵」などと呼ばれており、品質の高い格付けワインとはあまり縁の無い産地でした。
しかし技術が発展し、生産者たちの意識も変わってくると状況は一変、手頃価格ながらも一定の品質を備えた、気軽に楽しめる美味しいワインが次から次へと誕生、こうしてプーリアのワインは 旨安ラヴァーたちに熱烈な歓迎を受けるように!
そして近年、古代より存在する地ブドウを用い、独自性を活かした プーリアならではのワイン を造る動きも高まってきました。
ワインの地域性が認められるようになると、2011年にはDOCだった カステル・デル・モンテ の一部などがDOCGに昇格。
こうして新たに誕生した銘柄の一つが、ここでご案内する カステル・デル・モンテ・ネロ・ディ・トロイア・リゼルヴァ、 プーリアならではの地ブドウ ネロ・ディ・トロイア を100%使った、凝縮感に溢れる力強い赤ワインです!
ネロ・ディ・トロイアは別名 ウーヴァ・ディ・トロイア とも呼ばれます。
その起源は古代トロイア戦争の時にもたらされたとか、ギリシャから伝来したなどいくつかの説があり正確には不明ですが、一つ確かなのは遥か古代より、この地で受け継がれてきたブドウであるという事。
オッターゴノ と名づけられた今回のワインを造るのは トッレヴェント という生産者、 ガンベロ・ロッソ誌では最高評価トレ・ビッキエーリの常連という実力派ワイナリー です!
標高400〜500mの石灰質が豊富な畑で栽培され、11月上旬まで収穫を持ち最大限に濃縮されたネロ・ディ・トロイアから、熟練の技術で造られるオッターゴノ。
どちらかというと飲み口の軽いワインが多いプーリアのワインですが、それらとは一線を画すブドウの凝縮感があり、 ボリューム感満点のフルボディタイプ に仕上げられています。
DOCGに昇格してまだ数年という事もあり、カステル・デル・モンテ・ネロ・ディ・トロイア・リゼルヴァはあまり見かけませんが、同銘柄の中でも プーリアの新たな魅力を存分に体験できる1本 だと思います!