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商品番号 W-IT14122514
価格2,222円(本体価格:2,020円)
[20ポイント進呈 ]
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「ルカ マローニ ベストワイン年鑑2017」で90点 「ガンベロ ロッソ ヴィーニ ディタリア2017」で1グラス 「イ ヴィーニ ディ ヴェロネッリ2017」で2星/86点
このワインについて
生産者について
イタリアが世界に誇るワインの銘醸地、 トスカーナ州。
キャンティやブルネッロ・ディ・モンタルチーノなどの有名な伝統的ワインが多いだけでなく、スーパー・タスカンと呼ばれる格付けにとらわれない新たなワインが大成功を収め、 「伝統」と「革新」の二枚看板 で今なお成長を続ける産地であります。
そんなトスカーナ州の中で現在大きな注目を集め、その将来性が期待されている地域が、 スカンサーノ地区 を中心とする周辺の一帯です!
トスカーナの最南部、グロッセート県にあるスカンサーノ周辺は、あの サッシカイア と同じく マレンマ と呼ばれる地区内にあり、コルシカ島を臨むティレニア海の影響を強く受ける 海洋性気候。
海岸線沿いは暑いほど温暖な気候でイタリアでは有名ですが、スカンサーノは幾分内陸にあるので冷涼な気候となり、昼夜の温度差はブドウの生育に良好な条件となってます。
スカンサーノではサンジョヴェーゼの事を モレッリーノ と呼び、数あるトスカーナのサンジョヴェーゼ中でも個性あるワインを産み出してきましたが、その品質は安定して高いものであり、2006年にはついに DOCG として モレッリーノ・ディ・スカンサーノ が認定される事となりました!
その高いポテンシャルはいつしか、あの ボルゲリに続くのではないか とも囁かれ、キャンティをはじめ 他地域の生産者も続々とスカンサーノに進出!
ボルゲリもサッシカイアをはじめとするスーパー・タスカンが造られる前は、赤ワインどころかロゼの産地として認識されており、高級ワインとはほぼ無縁の地域でした。
気候条件に共通点があり、高級ではなくとも優秀なワインが造られてきたスカンサーノ周辺は、 ボルゲリの大成功の再現を夢見る生産者でにわかに騒がしくなっているのです!
そんな喧騒をよそに、スカンサーノの地で何世代も前から農業に従事、真面目一筋にワインを造っているのが モリス家 の人々。
1971年に モリスファームズ を設立すると、ブドウ栽培を専門に行うようになり、現在は70haの農園でモレッリーノなどを愛情いっぱいに育てています。
派手さはないものの、モリスファームズのワインは繊細でエレガント、洗練された美しさを持っておりその腕は確か、他のいくつかの生産者と共に モレッリーノ・ディ・スカンサーノのDOCG認定には、モリスファームズの存在が影響を与えた と言われるほどです!
例えばキャンティは、当たり外れが多く味わいも様々なタイプが混在しているのはご存知の通り。
しかしモレッリーノ・ディ・スカンサーノは、 全体的に品質が安定しており、キャンティより価格は若干高くなるものの、良質なサンジョヴェーゼワインとして安心して飲める と言われます。
モリスファームズのモレッリーノもまた、そうした例に漏れないものであり、イタリア国内のワイン誌や ワイン・アドヴォケイト でも、 その実力は高く評価されています!