ハマる人はとことんハマる。 と言われるブドウ品種ソーヴィニヨン・ブラン。


かく言う筆者も、このソーヴィニヨン・ブランの魅力に取りつかれ、まさかソムリエの資格まで取得してしまったほどに魅了されてしまった一人です。


爽やか？ハーブ？草原？酸っぱい？グレープフルーツ？パッションフルーツ？石灰？はたまた猫のおしっこ？


いろいろな感想を持つかと思いますが、今回はソーヴィニヨン・ブラン100％ワインの紹介です！


一言で言いきってしまいましょう。このワインは・・・


●ソーヴィニヨン・ブラン好き必飲！


です！もちろんそこまでの愛は持ってないよ？と言う方にもおススメ！しっかりと品種の特性が出た逸品です！

〜テイスティングコメント〜 色調は緑がかったレモンイエロー。 香りはフレッシュハーブや刈りたての青草、少し置くとグレープフルーツのアロマも出てきます。 口に含むとレモンやライムなどの引き締まった果実味にフレッシュな酸味、皮のような苦みとミネラルのニュアンスも感じられます。 凛とした佇まいを思い浮かべる 正統派ソーヴィニヨン・ブランです！ エレガント＆スマート！

ソーヴィニヨン・ブラン好きにここまで言わせるこのワインの気になる生産地は、と言うと・・・


●伝統のロワール！


「フランスの庭」とも呼ばれ、数々の古城と河川流域に広がる風光明媚な景観とその歴史から、世界遺産にも登録されています。


もちろんワイン造りにも非常に古い歴史があり、1世紀ごろにはブドウ栽培がされていたとか。現在ではリーズナブルながらも高品質なワインを生み出す産地として有名です！


さてこのワインのAOCはトゥーレーヌ。先ほどの古城が集まっているエリアとなり、1957年設立の協同組合レ・ヴィニュロン・デ・コトー・ロマネが作っています。


22人ほどの生産者からなるこの組合は、この地特有のトゥフォー（石灰岩）の地下セラーを所有し、また現代的なエアープレスやろ過装置を駆使し、伝統と革新の融合を図っています。


トゥーレーヌらしい火打石の混じった粘土質土壌に植わったソーヴィニヨン・ブランの樹齢は、25〜30年。深みを見せてくるころ合いです。


そのブドウは一日の中でも涼しい時間帯に収穫され、スキン・コンタクトののち、低温発酵。6ヶ月ほどの澱との熟成を経てボトリングされます。 このような丁寧な手順を経て、ソーヴィニヨン・ブラン好き必飲の逸品の出来上がり！ 奇をてらわない造りへの実直さが、素直で深みのある味わいにもよく表れています！ そんなワインが、お手頃価格の・・・


●1573円！ （税込）


いい意味で協同組合らしいコストパフォーマンスの高さ！味わいと価格のバランスが非常に秀逸！


陽気で果実味がたっぷりなニュージーランドのソーヴィニヨン・ブランとは対照的に、丁寧に緻密で1本筋の通った、緊張感のあるソーヴィニヨン・ブラン！この二面性もまたこの品種の魅力！


丁寧に作られたソーヴィニヨン・ブラン好き必飲の逸品！

伝統産地ロワールのトゥーレーヌより！ソーヴィニヨン・ブランの魅力に溺れてください！