コストパフォーマンスに優れた自然派のブルネッロ　柔らかくエレガントなスタイル

このワインについて

9月下旬から10月初旬に収穫が行われます。12度で3日間プレ・マセラシオンの後、28度以下で温度管理しながらステンレスタンクで約3週間醸造。その後0.8気圧の空気圧式のプレス機でゆっくりとプレスすることで得られたピュアなワインのみをタンクに移して、22度で温度管理しつつマロラクティック発酵も行います。熟成にはワインに応じてスロヴェニアンオークの大樽（3000L）か、フレンチオークの大樽（1600L）を使用。

生産者について

モンタルチーノの南西地区にて、2001年にイル・ヴァレンティアーノを設立したファビアーノ・チャッチは、モンタルチーノで代々農業を営む家系に生まれた生粋の栽培家です。彼が相続した7haの畑は海抜350-400mの南向き斜面にあり、土壌は質の高いブルネッロを生み出すガレストロです。日照量は申し分なく、海抜が高い畑に特有の爽やかな風も吹くため、このエリアに典型的なキャラクターである力強さとエレガンスがワインにもたらされます。

栽培には除草剤や殺虫剤など化学薬品は使わず、畑の下草は刈り取り、そのまま自然の肥料として用いている他、カビ病に対しては硫黄や銅などの自然由来の調剤で予防的な対応を行っています。