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厳しく選果した葡萄は、最も高密度でピュアな葡萄の味わいが得られるフリーランジュースのみで醸造 このワインについて 深いルビーレッド。赤や黒の幾種ものベリー系果実や花、甘草、タバコやスパイスの香り。ビロードのようなタンニンの質感。甘く肉質な果実味と、綺麗な酸、ミネラルが上手くバランスを保っています。ブルネッロ(サンジョヴェーゼ・グロッソ)100%使用。木製タンクにて35℃の温度管理を行ない、野生酵母を使い醗酵。醗酵後、果皮と共に6週間の侵漬を行います。 生産者について モンタルチーノ近郊でコンサルタントとして活躍する、ドイツ出身のヤン・ヘンドリック・エルバッハがコンサルタントの経験を活かし、1996年より自ら始めたワイナリーです。コンサルタントを行う先はワイン・スペクテーターでも高い評価を獲得し、一躍有名となった「ポデーレ・サリクッティ」が代表的です。ヤンはドイツやフランス、トスカーナ等様々なワイナリーを始めスコットランドのウィスキー蒸留所でも経験を積み、様々な国で飲まれるお酒の味を経験してきた人物です。 その為自らが作るワインは、世界各国の人々が楽しめる均整の取れたスタイルであり、かつモンタルチーノのテロワールが最大限に尊重されたワインです。ヤンは現在も『鼻と口、そして喉を通る全ての感覚が完璧に調和する究極のバランス』を目指しております。 ヤンは徹底した完璧主義者です。醸造家としてモンタルチーノで活躍するヤンですが、『良質なワインは良質な畑から』という信念を持ち、自らのワインに対して最も力を入れるのは畑仕事です。 モンタルチーノの畑は5〜6歩動けば土の色が変わり、転がる石の大きさも異なる様々な個性が入り組んだ土壌。その土壌の性質に合わせた葡萄の手入れを行います。完熟した葡萄を得る為に右から左へ順番に収穫を行うのではなく、葡萄の完熟度合いによって収穫日を変える為、同じ畑の中でも収穫は幾度にも渡り行われます。同じ畑の中でも生育の早い樹の列と遅い樹の列がある為、杭の頭に赤、青、黒、緑の色を塗ってその色の杭毎に収穫を行います。 栽培する一房一房に100%の力を注ぎ、その中で最も良かった葡萄を「リゼルヴァ」→「ブルネッロ」→「ロッソ」という順番で使っていきます。 また葡萄と葡萄の間には各列交互1年毎に下草を約20種類生やし、土壌の保水力を高めます。そうすることにより雑草と葡萄の生存競争が起こり、結果、葡萄の根は地中深くに養分を求め伸びていく事になり葡萄に複雑な味わいをもたらすメリットや、畑にトラクターなどが入った際にタイヤで土壌が固まるのを防ぐクッションの役割も果たします。あまり伸びすぎると必要以上に土壌の養分を下草に吸収されてしまう為、各列交互に1年はやしたら全て抜いて、1年土壌を休ませ翌々年にまたはやしております。 ワイナリーもなるべく自然な環境で醸造を行いたいという考えから、建物の内壁から床、柱に至るまで全て自然の素材からできた建材を使ったワイナリーを2008年に建設し,葡萄に極力負担を掛けないようにする為、醸造行程を追うごとに重力で下ろしていける様に設計されています。また、極力自然な空気をセラーに入れる為に床の所々に地面が剥き出しになっています。更に醸造面においては徹底して良質な樽を導入。樽の仕入れ先は有名なメーカーではなくとも、いい樹を仕入れる事ができ、かつ屋内ではなく必ず屋外で木材を保管し、細かいトースト具合から樽材の厚さまで注文できるトネリエ(樽職人)のみから樽を購入します。 |
トスカーナの高級銘柄として知られる、 ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ の中でも、 トップクラスの実力 を持つ逸品が入荷して参りました!
造るのはイタリア人ではなく、ドイツ人の ヤン・ヘンドリック・エルバッハ氏。
故郷ドイツからフランス、イタリアなどのワイナリーだけでなく、スコットランドでウイスキーの醸造所でも経験を積むなど、お酒というものの味を幅広く体得してきた人物です。
その後コンサルタントとして活躍していましたが、その経験を活かしてモンタルチーノに自身のワイナリー 「ピアン・デッロリーノ」 を立ち上げ、 絶品のブルネッロ を生産する事で知られるようになりました。
このヤン氏の性格、いわゆる 完璧主義者!
徹底的に物事を突き詰める性格なようで、ワイン造りにおいても一切の妥協は許さない仕事ぶり、その目標は 「鼻と口、そして喉を通る全ての感覚が完璧に調和する究極のバランス」 であると語ります。
中でも最も力を入れているのが畑仕事で、 「良質なワインは良質な畑から」 という信念の下、ブドウ一房一房に対して100%の力を注いでいるのだそう。
具体的なコダワリの一例を挙げれば下記のようなところで…
●土壌の違いごとに異なるブドウの手入れ
モンタルチーノは5〜6歩毎に土の色が変わるほど、 同じ畑の中でも土壌に違い が出てくる。この複雑な土壌の中、色を塗った杭を打って畑の中で細かく分別、 その土壌の性質に合わせた方法 で栽培する。
●使用する樽へのこだわり
樽の仕入れ先は有名なメーカーではなくとも、いい樹を仕入れる事ができ、かつ屋内ではなく必ず屋外で木材を保管し、細かいトースト具合から樽材の厚さまで注文できる 限られた職人 のみから購入する。
●フリーランジュースを100%使用
生産者にとって最良のブドウに、最善の手段を取るのは当然の事。厳しく選果した葡萄が、 最も高密度でピュアな葡萄の味わいが得られるフリーランジュース(プレスせず自然に流れ出す貴重な果汁) のみで醸造される。
他にもまだまだありますが、とにかく徹底的に品質にこだわり、 完璧なブルネッロ・ディ・モンタルチーノ を造る事に全力を注いでいるのがおわかり頂けると思います!
こんな上質なブルネッロが注目されないはずもなく、世界的ワイン誌も軒並み高い評価を与えました。
中でもイギリスの デキャンタ誌 からは、2008年ヴィンテージが20点満点中 19.5点 という、 異例とも言える絶大な高得点 を獲得、これは世界的に名の知られた超一流生産者でも、滅多に獲得する事のできない点数です!
また ワイン・アドヴォケイト においても、過去二年連続して 97点 を獲得、翌年は94点であるものの…
●「今年のベストワインの一つ!!」
という賛辞を与えられ、続けて 「すべての要素が調和した完璧なバランス!」 と絶賛の言葉、ヤン氏の完璧主義な仕事ぶりは、世界で一流のテイスターにも認められる事となったのでした!
もちろん日本でもその評判は高く、 ワイナート誌 62号のブルネッロ・ディ・モンタルチーノ特集では、 ビオンディ・サンティ、カゼ・バッセなどと同じく、見開きで紹介される扱い で掲載されています!
完璧主義のドイツ人醸造家が造る、究極のブルネッロ・ディ・モンタルチーノ!
デキャンタ誌19.5点、アドヴォケイト二年連続97点と、怒涛の高得点ラッシュ!
数あるブルネッロ・ディ・モンタルチーノの中でも、トップクラスの実力を持っている事は間違いありません!