輸入元様の試飲会で、 すごく面白いワイン を見つけてきました！


正直な話、赤ワイン好き＆スパークリングワイン好きどちらの方にも、 賛否両論を生むワイン だと思います…。


その産地はポルトガル、ヴェルコープという現地でトップクラスの協同組合が造る、ヴィーニョ・ヴェルデの赤い発泡ワイン、 「スパークリング・レッド　テラス・デ・フェルゲイラス」 です！



一昔前までは、赤いスパークリングワインと言えばそれだけで珍しかったものでした。


しかし近年ではイタリアの赤い泡・ ランブルスコ が、お昼の情報番組などテレビでも取り上げられ、急速に認知度を高めてたちまち人気銘柄に。


オーストラリアをはじめとした他の産地でも、赤いスパークはたまに見かけるようになってきたので、ワイン通の皆様なら一度はお飲みになっていると思います。



ただ今回は、 スパークなのに赤いから珍しいというお話じゃないんです！


まずヴィーニョ・ヴェルデと言えば、ライムやレモンなどを思わせる、爽やかな微発泡の白ワインというのが一般的なイメージ。


実際流通しているのはそういったタイプがメインなので、「ヴィーニョ・ヴェルデって赤ワインもあったんだ〜」と思われる方も多いはずですし、 日本では非常に珍しいタイプ です。



そして何より驚いて頂きたいのが…



●「フルボディ」な赤いスパークだという事！



ランブルスコをはじめ、一般的に出回っている赤いスパークは甘口が主流、軽い飲み口でカクテル感覚で飲めるようなタイプもあり、中には辛口という表記もありますが、それでもほんのりと独特の甘みを備えています。


しかしこのテラス・デ・フェルゲイラス、そういった甘さはほとんど感じられないどころか、 タンニンがしっかりと感じられるガッチリとした味わい！


赤身の肉にチーズといった、一般的に赤ワインと合わせる料理にも相性抜群、 そこそこボディのある赤ワインがそのまま発泡したイメージ のスパークリングワインなのです！



そんなワイン、飲んだ事ありませんよね？


最初は違和感すら感じるかもしれない、 かな〜り個性的 な今回の1本ですが、決してマズイわけではないのでハマる人にはハマると思います。


普通とは一味違う、新たな味わいとの出会いをお探しのお客様には、ぜひ飲んで頂きたい斬新なワインです！



数え切れない銘柄が溢れているワインの中でも、なかなか出会えない面白いスパークリング、皆様ぜひこの「新体験」を試してみてください！